XrosSensitive XSC-59ST-Pro

詳細

初回を上回るわずか1分で完売致しました!

今回、ご購入出来なかった方、大変申し訳ございません。

次回は6月以降の販売となります。

 

 

クロスセンシティブのロッドとは?

最高性能、芸術の領域へ・・・

クロスとセンシティブを掛け合わせている造語。クロスは、ソルト、フレッシュ問わず、またショア、オフショア問わず、フィールドをクロス(Cross)して使えるロッドを目指しています。

センシティブ(Sensitive)は、名前の通り、感度が高く敏感なロッドである意味。センスから派生した形容詞で、アングラーが、このロッドから何か感じ取れるインスピレーションを大事にしています。

ロゴのデザイン。

真ん中の星マークみたいなのは、よく見るとXrosのXとSensitiveのSを組み合わせたデザインとなっています。CrossのCをXに、釣りはあらゆるジャンルにおいて、「X」交わる共通部分があることを意味し、そのロッドの使い方はアングラーの「自由」を意味しています。

クロスセンシティブシリーズ、ベイトキャスティングモデルとスピニングモデル合わせて12機種すでに開発を進めていて、テストを繰り返しています。12機種すべて発売するかどうか、それは完成度次第ですが、その内、完成度の高い3機種くらいが2023年にリリース予定。そのなかの1機種のXSC-59ST-PROというモデルは、すでに量産を進めていて、2023年4月に発売。

第一弾のG-TEC初のモデルが「XSC-59ST-PRO The”DEAR SLOW”」。

XrosSensitive XSC-59ST-PRO

第一弾としてリリースが唯一決定しているモデル、XSC-59ST-PRO The”DEAR SLOW”

このディアスローは、1本で何でも出来る汎用性の高さを目指したモデルですが、元々は究極のベイトフィネスロッドを前々から作りたくて製作したもの。

汎用性の高さを1本に凝縮することは、高度な技術があってはじめて実現します。

クロスセンシティブという新しいコンセプトのロッド。基本的にはベイトフィネスロッド。
第一弾となるこのモデルの長さは、5フィート9インチのショートモデル。アクションはウルトラライトのスローテーパー。品名の語尾STがスローテーパーの略。

「UL;ウルトラライト」とは、あくまで一つの目安。実際にはロッドには、その竿の硬さを表すスペックやライン表記、ルアーウエイト表記もしていません。 

その理由は、フィールドや狙う魚種、ジャンルによって、アングラーのロッドの硬さのフィーリングが常に変化するから。 


200g荷重のベンディングカーブ


500g荷重のベンディングカーブ

※リール最大ドラグ値は〜700gを推奨。例えば30cmの尺アジ(約800g)を掛けた場合は、魚を抜き上げず、タモ網を使用しましょう。

モデル名のSTの後に付けられている「Pro」は、まさにアングラーが自ら考え、そのシチュエーションにマッチさせたタックルバランス(ライン、ルアーウエイト、リールなど)を状況判断出来る、そういった、そのロッドのポテンシャルを引き出すことが出来るアングラーを意味する言葉として、ネーミングされています。

よって新たなコンセプトとして、アジング、メバリング、シーバス、クロダイ、ライトロック、エギングなど全てこなせる汎用性の高いソルトのベイトフィネスという枠を超えて、さらにエリアトラウト、渓流、ブラックバス、そしてショアだけでなく、イカメタルやバチコンアジングも高次元で使用出来るという究極のベイトフィネスを打ち出しています。

要するにこの1本で何でも楽しみたい、「遊び」という釣りの本質を突き詰めたモデル。

それを実現するために、全てがプロスペック

スローテーパーにした主な理由は、下記の3つ。

(1)5フィート9インチとショートレングスながら、しっかりブランクスを曲げられるので使える有効長が長く、たとえ軽い1g以下のリグでも遠投出来る性能とベイトタックルにおけるバックラッシュの発生を極力減らすため。ストレスフリー。

(2)キャストフィールを最高のものに。釣りの大半は魚を釣っている時間よりも、繰り返すキャストによって成り立っています。釣れない時も、その大半を占めるキャストを最高のフィーリングで行えるのが「MAGNUS製法」による劇的に生まれ変わったスローテーパー。
※実際の飛距離テストでは、従来製法の釣竿より飛距離が伸び、また飛距離にムラがない安定したデータを得られることが証明されています(測定:第三者機関「木更津高等専門学校」協力) 

(3)魚とのファイトシーンを最高のものに。たとえ小さくともロッド全体が曲がることで、魚の大小関わらず、アングラーの満足度はより高いものに。不意の大物魚では、バットまで極限に曲がる、よりスリリングさを味わえます。同時に魚のバラシを低減させ、キャッチ率を大幅に向上させています。

スローテーパーというと一般的には、「重くてダルく感度が悪い」というロッドになりがちですが、新素材、新製法を採用した最新鋭のブランクスで、スローテーパーながら超軽量、シャキッとした超高感度仕様になっているのが特徴。

MAGNUS製法を採用したXSC-59ST-Pro The”DEAR SLOW”を実際に持ったテスター、プロのフィードバックについては、文章ではお伝えするのが難しいのですが、簡単に表現すると、

・鉛筆をもっているみたい

・指揮棒みたい

・リールが重く感じる

・1gのジグヘッドが重く感じる

・リールだけ持っている新感覚

プロトサンプルを色々な同行者に持ってもらうと、大体こんな感じの答えが返ってきます。
このインプレが何となく伝わるかと思います。

 

たとえばアジングにおいてのロッドの挙動

 

 アジングのシーンにおいても、今まではスピニングの絶対領域である0.5g以下のジグヘッドも、ベイトタックルで扱うことが可能となったし、新たなベイトタックルの可能性を広げてくれる確信を持てる仕上がりに。

 

たとえばジグヘッドの重みを「モタレ」感をして、明確に感じると共に、その「モタレ」からアジがジグヘッドを吸い込んだ時に出る「抜けアタリ」もクリアにアングラーに信号として伝達させる感度、すなわち軽いリグを操作している時のありがちな「何をやっているか全く分からない」、「リグの位置がどこにあるのか分からない」といった、迷子感がクロセン(クロスセンシティブ)ではほぼ皆無。

 

それどころか潮のわずかな動き「潮流の変化」も、常に捉えることが出来るロッドで、何故釣れたのか、その原因をしっかり考察することが可能。

例えばジグヘッド0.8gといった超軽いリグでも、何をやっているかが極めてわかりやすいから集中力が続きます。

 

よって高い技術によって進化をもたらされたロッドは、「釣り」そのものを楽しくさせ、「釣果」をもたらし、釣りという「遊び」の本質をさらに磨き上げる、新しい価値観を創造します。

  

なぜソリッドではなくチューブラーティップなのか

 

一般的にはアジングロッドと呼ばれる掛け調子の竿はソリッドモデルが圧倒的に多い。

それもそのハズ、小さなアタリを弾かず、違和感なくアジにリグを吸い込ませるために、より細く柔らかく出来るソリッドティップに注目されてきたから。

しかし、ここで断言しますがチューブラーティップでもソリッドティップより、アタリを弾かず繊細なロッドを作ることは可能。

かくいう私もロッドを設計していくうえで、かつてティップ(穂先)ばかり注目していました。面白いことに、ここ6年間で分かったことは、実はティップよりもベリー部が重要であることを。

ティップとベリー部がどう繋がっているのか、そのバランスが重要。

スローテーパーとは、ベリー部の曲がりが非常に素直。一方、ソリッドティップのファーストテーパーは、ベリー部にストップ感をつくっています。それ故に、その硬さでいくらティップがソフトでも、小さなアタリを弾いたり、ソリッドティップが柔らかすぎてアタリがかえって取れないことが多いこともテスト等で分かってきました。

 

この違いは文字で説明するより「百閒は一見に如かず」、是非とも体感して頂きたいポイント。

 投げて積極的に操作し、積極的に掛けていく釣りには、継ぎ目が一切なく、力の伝達に中継がない、段差がないチューブラーがソリッドティップより軍配が上がることは明白。

 感度に関しても同じく、ソリッドよりチューブラーに明らかに軍配が上がります。

そしてスピニングロッドより、ガイドの数が多く、糸フケが出にくいベイトモデルロッドの方に軍配が上がることはもはや常識となっています。

  

チューブラーティップ + ベイトフィネス + 100%カーボンMAGNUS  + 超軽量自重38.7g + チタニウムフレームSiC-Sガイド + センターレスグリップ + ダイレクトフィンガータッチ +無塗装アンサンディング&マット仕上げ 、etc

理論上、これ以上ない設計で挑んだ第一弾 XSC-59ST-PRO「ディアスロー」

感度に関してはもはや説明不要でしょう。 

ベイトロッドの基本、チューブラーモデルの本質、「汎用性の高さ」、これをMAGNUS製法と共に最高のレベルまで上げました。 

センターカットの2ピース仕様。

継ぎ部は印籠継を採用。ティップの口元部、バット部の先端部を織りクロスカーボンで補強。
ティップの元部には品名を印刷。

激流の中での60UPのシーバスのファイトシーン。

満月状に曲げても、どこで継いでいるのか分からないほど精密な印籠継ぎで、綺麗なベンディングカーブを実現しています。継ぎ部の脆弱性を無くし、パワーロス無く、キャスト、ファイト可能です。

(ただしロッドはあくまで繊細でライトなため、シーバス、黒鯛、ヒラメ、マゴチといった大型魚とのやり取りは、指ドラグの使用や高度なロッドワークが使い手のアングラーに求められます。それもまたこのロッドの魅力。大型魚でも是非センシティブなやり取りを楽しんでください!)

スローテーパーの場合、より綺麗なベンディングカーブが求められます。 

この限りなくワンピースに近いロッドにするために、マンドレル設計、センターレス加工技術、ブランクス構造、テーパーデザインなど、全て見直し、最新設計で進化した2ピースを実現。

 

ブランクスマテリアル

新ブランクス製法「MAGNUS製法」採用

カーボン繊維のトップブランド、東レ第3世代のカーボン採用

マグナス製法について詳しくみる

ロッドの表面(グリップ部以外)には無駄な塗装を極力抑え、100%カーボンブランクスの性能を最大限引き出すためのUMF仕上げを施しています。

UMF仕上げ(Unsanded Matte Finish:無塗装アンサンディング&マット仕上げ)

100%カーボンブランクスの性能を最大限引き出すための無塗装アンサンド処理を施しながら、同時にマットクリア仕上げが出来る技術がUFM(Unsanded Matte Finish)。

マンドレルに巻き付けたカーボンプリプレグをラッピングする時に特殊なテープを使用し、焼成と同時に焼き上がった素管(ブランク)に既にマット仕上げされる特殊な表面仕上げ。
塗料を一切使わないため、軽量化と感度の向上が高く望めるのと同時に、環境にも配慮した仕様です。
外部からの傷や汚れからブランクを守ります。

グリップ部のブランクスには、国産Quattro Axial Carbon(4軸カーボン)で補強。

さらにはルアーロッドでは、ほぼ使われない超々高弾性55t、東レのナノアロイカーボンを、このグリップ部に使い、高弾性化、高感度化、操作性を高めました。
結果、グリップ部のネジレ防止、剛性力が向上。キャスト精度、ファイト時のトルクアップ、より安定したファイトが可能となりました。

ガイドスペック

ガイド素材

ガイドは信頼と実績の富士工業製。
ガイド全て最上グレードのチタンフレーム。リングはSiC-Sリング(シリコンガーバイト製)。
フレームカラーはT2、ポリッシュ仕上げのダークグレーチタンフレーム。
SiC-SとはSiCのさらに極薄化させ進化させた、超軽量リング。 

硬さ、すべり、軽さ、耐蝕性も最高。さらに摩擦熱を逃がす最高素材。アジング等で使用される極細PEライン、エステルラインにもベストマッチします。

チタニウム(チタン)素材は、ステンレス素材より錆びにくく、淡水、海水に関わらず、錆びによる経年劣化しにくく、長くご使用出来ます。

トップガイド

トップガイドにはアロワナトップガイドKGトップガイドを採用。チタンフレームSiCリング。
PEラインでも糸絡みしにくい傾斜ブリッジ付きの軽量トップガイド。リングの高さがティップガイドと同じ高さで、飛距離アップに貢献。 

サイズは最も小さい3.5を採用。アジングやメバリングなどのライトゲームにおいて、その軽量からくる高感度を実現。

3D構造による糸絡み自動解除機能搭載で、PEライン、エステルラインの極細ラインに高次元に対応。
ストレスフリーでより繊細な釣りに集中出来ます。

バットガイド

一番元部のバットガイドには、リバースガイドのRVガイド採用。T2チタンフレームSiCリング。
ダブルフットチョークガイド。極軽量、小口径、背高のリバースフレーム設計。
高足によってキャスト時および釣行時の糸絡み回避と飛距離UP、糸通りに極めて優れた次世代型の傾斜フレームガイド。

ガイドシステム、バランス

Nano guide system(ナノガイドシステム)

ガイドシステムは、KRコンセプトガイドシステムをベースに、独自の多点小口径ガイドセッティングのナノガイドシステム。ブランクスの長さ、硬さに応じて緻密にサイズと数をセッティング。最適化を図り、ブランクスの曲がりを損なわず、ブランクスの性能を最大限活かす設計。

ナノガイドシステムは、多点小口径ガイドセッティングで、超高感度、超軽量化。
糸フケが出にくく、ラインの直線性が増し、飛距離の安定化、飛距離UPに貢献しています(※赤文字参照) 

ガイドバランス、それはロッドの性能に大きく関わってきます。通常より多くのガイドを配列することによって、ラインとの接触部分を増やし感度を上げ、パワーがライン、ガイドを通じて極力パワーロスなく伝達出来ます。本来ブランクスがもっているポテンシャルを最大限引き出してくれるセッティング。

※実際の飛距離テストでは、従来の大きいガイド設定の釣竿よりナノガイドシステム採用の釣竿の方が、飛距離が伸び、また飛距離にムラがない安定したデータを得られることが証明されています(測定:第三者機関「木更津高等専門学校」協力)

さらにはスレッドをシンプルな黒糸のみとし、余計な装飾を省き、極力エポキシ樹脂の量を減らして、軽量化を図ったこだわりのセッティング。 

グリップデザイン

R/Sリールシート

リールシートは高い実績を誇る富士工業製、超軽量、グリッピング性能、ホールド感に優れているスケルトンシートを採用。
リールをホールドするフートナットは、KDPSフードを採用し、腐食と錆びに強い最高グレードのI.P.シャイニーグレー仕上げ(ICカラー)。 

ロッドを相棒として長く使って頂けるような耐久性に強いICカラー仕様。

 

RMG構造-Rigidity Metal Grip(レジディティーメタルグリップ)

 

ブランクスは細く、スローテーパーでウルトラソフト。リールシートはスケルトンシートのスプリット採用。

そのため従来設計では、そのリールシートを取り付けるグリップ部におけるネジレ、歪みが生じやすいため、実際に使用すると「グニャグニャ」と気持ち悪く、操作に集中できない、正確にキャストが決まらない。魚とのファイトが安定しない、という結果に。 

それらの現象を防ぎ、剛性力を上げるため「RMG構造」を採用。
アルミ素材のメタルパーツを施し、剛性感を上げています。 

金属パーツをただ追加するだけでは、「軽さと感度」をスポイルしてしまう。それを失わないためにも限りなく肉抜きし、同時に直接カーボンのブランクスにタッチ出来るシステムが、「RMG構造・Rigidity Metal Grip」になります。

さらにグリップ部には、Quattro Axial Carbon(4軸カーボン)をプラスし、ネジレ防止、剛性力を上げています。それによってキャスト時、ファイト時にグリップ部の歪みやバランスの悪さを解決し、キャストアキュラシー向上とファイト時のトルク力向上を実現しています。

エンドグリップはメタルパーツで補強し、バランサーの役割と剛性感を高めています。
軽さ、繊細さを高めるために極小化のエンドグリップ。

 

開発者コメント

量産型の業界初となるソルト用のベイトフィネスロッドを作製し世に出してから、今年2023年で11年という月日が立ちました。発売した当初は、ソルトのベイトタックルは否定されることもありましたが、一つのジャンルとしての位置を構築出来たと思います。

新勢力の台頭が旧勢力から反発を買うのは世の習いではあるのだが、釣り文化は世界中で新しいことへのチャレンジのもと、今日まで築き上げられてきたのです。

その次の展開として、自分自身の中で、そのベイトフィネスロッドの頂点、新しい概念をもって、さらに究極系を目指したモデルを、自分のブランドの第一弾としてリリースしたいと考えていました。 

「自分のための、わがままロッド」ゆえ、万人受けは難しい。ただ深く理解しその意図が読み取ることが出来れば、「これ以上のロッドはない」とも確信しています。

最高峰のベイトフィネスロッドにすべく、ブランクスはゼロから見直し、世界ナンバーワン東レ社のカーボンプリプレグを100%使用。さらに第2世代のカーボンから第3世代のカーボンを初採用し、ブランクス製法も一新。

新製法「MAGNUS製法」を新たに構築しました。

その東レ社の最先端素材T1100G、M40X、そしてナノアロイの55tの超々高弾性を使用し、ベイトタックルでは最軽量となり得るであろう自重30g台を実現。 

「軽さ」は絶対的な正義なのか。

軽さは目的ではなく、釣りをもっと楽しくするための「ツール」の一つと考えています。「魚を釣る」という目的だけならば、安くて重いロッドでも十分釣れます。

だがしかし、軽さがもたらす「感度・操作性・安定感・繊細さ」、これらのベースをさらに上げることで、「最高の遊び」「最高の満足」という価値が得られるわけです。

つまり「軽さ」や「最高のスペック」をお届けしたいのではなく、「最軽量の軽さ・最高スペック」の道具を通じて、その道具でしか味わえない「感動」という釣り人にとっての「宝物」をお届けしたいとG-TECは考えています。

「釣りは遊び」という趣味の本質を考えた時、それらの「最高」を得るために対価を払い、その釣り人生の価値観を見出すことが出来る「考えるアングラー」にこそ使って頂きたいのです。

素材面の最新素材「第3世代カーボン」へのシフト、そして製法面においても、コスト高、多くの手間が掛かるデメリットは承知の上で、現在考え得る最善の方法を取っています。

 

さらにソルトのベイトフィネス、という従来の位置付けでなく、ブラックバスやトラウト、そしてショアだけでなく、バチコンやイカメタルなどのオフショアにも流用可能な新たな位置づけとなるコンセプトとしています。

野池の小バスに遊んでもらう。
バスフィッシングはバスロッドで、という固定概念はなく、このロッドをバスフィッシングでも気軽に使って頂きたいと思います。 

なぜなら、特にスローテーパーなので、小バスであっても楽しめるし、バスの管理釣り場では最高にマッチします。ガチでバスを獲る、というよりもバスフィッシングを思いっきり遊ぶ、という感じ。
釣り本来の「遊ぶ、楽しむ」をバスフィッシングにも提案したいのです。

 

狙うターゲットは自由。

どんな魚であっても、それは価値ある魚。

淡水域に生息する、へらぶな、ウグイ、ハスだって、遊べる魚は全てターゲット。
ハゼクランクも面白い。

遊びの定義の一つは「自由」であって、このロッドの使い方はアングラーの自由によって無限になるのです。

秋から冬にかけては、エリアのトラウトが人気。
ベイトフィネスといった自分の好きなスタイルで楽しめます。 

バスの管理釣り場で楽しめますし、もちろんトラウトエリアでも楽しめます。
多岐に渡るフィールドを繰り返し、本当のバーサタイル性能を手に入れたロッドだと言えます。

 

春夏秋冬、旬なターゲットで「釣り」という遊びを思う存分、楽しもう!

バチコンにも最高。シンカーがたとえ30g以上であっても平気。
メガアジ、ギガアジを掛けるとバットまで綺麗に曲がり、満月状の弧を描くのは魅力。アングラーの欲求を満たしてくれる。

実際の曲がり。こんな感じで綺麗に曲がり、1匹ずつ丁寧に遊べます。
バレを防ぎ、独特なアタリ方が出るのもスローテーパーならでは。
グリップは、通常のオフショアロッドより短いので、完全に手持ちコンセプト。脇に挟まなくとも、ロッドが超軽量なので、「手返しの良さ」と「快適なオフショアゲーム」が楽しめます。 

※このモデルはウルトラライトのため、水深20mより浅いポイント、バーチカルシンカーが20g以下のウエイトで特にマッチします。

 またロッドを立てての抜き上げは絶対にやめましょう。どんなロッドであれ破損する可能性が非常に高く危険です。

 

もちろん、イカメタルにおいても最高のパフォーマンスを発揮してくれます。
スローテーパーなので、イカがスッテを離さないメリットは大きい。スムースにイカが乗ってくれるところはファーストテーパーのロッドでは難しいところを、このロッドではカバーしてくれます。

※このモデルはウルトラライトのため、水深20mより浅いポイント、シンカーとなるスッテが8号(30g)のウエイトが特にマッチします。

オフショアの乗合においても「本気で竿頭が狙えるロッド!」がクロスセンシティブ。

 

この「ディアスロー」は、簡単に表現すると、

 

・一匹でも夢みられるロッド

・たとえ魚が釣れなくとも夢みられるロッド

 

そんなロッドをつくりました。


主役である皆さまがキラキラと人生が輝ける、そんなお手伝いが出来ればと。

 

まさかのセンターグリップレス!?

20年間のロッド開発という仕事の中で、色々なチャレンジに関わってきました。ストレートグリップしかなかった時代に、今となっては常識のセパレートグリップの開発に携わり、世にリリースしたり、または業界初となるフロントグリップレスのロッドの開発に携わったりと、ロッドにおいても様々なパーツにおいて軽量化のためにレス化を進めてきました。

今回、新たなチャレンジとして、まさかのセンターグリップレス化のロッドを試作。
(写真はプロトタイプ)

サンプルが出来た当初は違和感しかありませんでしたが、これまた使っているうちに全くなくても平気なのに気付く。
まぁ、もともとフィネスな釣りのためのウルトラライトなロッドなので、そんなに力を入れることがないので、センターグリップが無くても大丈夫なのでは、とは予測していましたが、大型のシーバスやクロダイ、そしてオフショアの釣りに使っても、使用上の違和感がないのは新たな発見。

センターグリップレスの結果、大幅な軽量化と操作性の向上。
そしてブランクスに直接、手のひらがタッチ出来る超高感度を実現。 

新たなフィーリングを是非、体感してみてください。

2ピースながら、綺麗なベンディングカーブを描くよう拘っています。
バットから気持ちよく満月状に曲がるため、アングラーの満足感をより向上させてくれる。

ロッドが超繊細さゆえ、そのやり取りの「スリリングさ」という、興奮と感動を、是非このモデルで味わって頂きたいと思っています。

実際に使用上に問題がなかったので、おそらく業界初であろうセンターグリップレスを採用。
(写真はプロトタイプ)

センターグリップレスで軽量化が出来るのはもちろん、ブランクスにダイレクトにタッチ、触れる箇所が多くなるので感度アップにかなり貢献出来ている点。

※このモデルはウルトラライトのため、シーバスや黒鯛などの大型魚に対しては、強引なファイトではなく、リールドラグを0.5kg前後に設定し、ロッド全体のバネを活かした時間を掛けたファイトがおススメです。
また親指ドラグや膝や肘など、アングラーのマニュアルな操作、ファイトで、テクニカルに楽しめるのが、このロッドの楽しさです。

 

ロッドに使用されるメタルパーツも一つずつ見直し、極限までの無駄をカット。
軽量化しながらも、それぞれのパーツで剛性感を出す目的と、バランサーの役割を果たしています。

アジングのシーンで説明するならば、1g以下のジグヘッドを操作していても、そのジグヘッドの重みがしっかり手に伝わり、ジグヘッドの位置が水中のどこに今あるのか明確に伝わってきます。自分もあまり感度については、主観的な要素がどうしても多くなるので、大袈裟には語りたくはないのですが、このロッドの感度については、過去作ってきたどの竿よりも高い、と言い切れるほど絶対的な感度を備えています。

これらの感度を客観的に証明するために、感度測定を実施。その結果を特設フリーページで随時公開予定。 

感覚ではなく科学的に。(測定:第三者機関「木更津高等専門学校」協力)

ロッドをさらに進化させる目的としては、より釣りが楽しく、ゲーム性を高めるため。今まで取れていな感度、今まで味わえなかった操作性、そして今まで不可能だった領域まで踏み込めることで、新しい世界、スタイルの確率が可能に。

発売の詳細について  

第一弾としてのモデル、XSC-59ST-Pro The”DEAR SLOW”は、4月の発売を予定しており、初回ロットは極小量生産からになります。
※販売方法は当店オンラインストアからのみとなります。

※初回生産100本限定で今後全く初回ロットの同じ製品は製造される予定はございません。次回生産はメタルパーツのG-TECレーザー刻印など一部仕様が少し変更されての発売になる予定。
そういう意味では「貴重な初回生産ロット」となります。 

そのため4月中旬以降に、ネット上での予約を受付開始する予定です。先着順にお届けしたく、初回ロットは極少量生産のため、早めの予約をお薦め致します。もし先行予約が不可能だった場合、次回の生産ロットになるため、発売が2023年の10月以降の可能性が高くなりますので予めご了承下さい。
※初回限定とは仕様が若干変更されます

 

商品スペック一覧表

Final クロスセンシティブ仕様一覧表はこちら

 

フォトギャラリー

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ロッドデータ

飛距離測定、感度測定結果ページはこちら

 

ロッド取り扱いについて

取扱説明書ページはこちら

XrosSensitive XSC-59ST-Pro

販売価格: 48,000円(税別)

(税込: 52,800円)