XrosSensitive XSC-59ST-Pro The "DEAR SLOW" 限定モデル【紫翠】シスイ
詳細
G-TEC 第三の矢を解き放つ
G-TECの第一の矢は、既にリリースされ今なお新モデルが追加されているクロスセンシティブシリーズ。
今回は満を持して、第三の矢がG-TECから放たれます。
本来先に放つハズの第二の矢より、先に放たれることとなった第三の矢。
第三の矢である通称「金沢ロッド」がとんとん拍子で開発が進み、その第一弾のプロダクトをリリースします。
この限定プレミアロッド「紫翠」と「翠嵐」は、一度切りの販売となり、二度と同じ製品は製造されない限定レアモデル。まさに見逃し厳禁で、この機会を逃すと再販もないので入手が困難になる可能性がございます。
G-TEC第一弾となるベイトキャスティングロッドでは世界最軽量クラスとなるクロスセンシティブ、XSC-59ST-Pro The“DEAR SLOW”をさらにチューンし、ラグジュアリーテイストに仕上げた価値ある作品。
※XSC-59ST-Pro The“DEAR SLOW”は、ベイトキャスティングロッドになります。
それが「紫翠」と「翠嵐」
コンセプトは
「最先端技術の結晶と日本の伝統工芸の融合」
和洋折衷
最新のテクノロジーと伝統工芸品の融合
XSC-59ST-Pro The"Dear Slow"
「翠嵐」「紫翠」
G-TEC第三の矢「金沢ロッド」
モダン(TEC)×伝統(Japonism)
真の日本の力を解き放つ
加賀百万石の祖、前田利家は当時には珍しく西洋の文化を積極的に取り入れ、和洋折衷の家風があったとお聞きします。後世に残すべきところと、イノベーションし未来へと進むべきところ。
そのバランス、センスをG-TECは大切にしています。
モデル「紫翠」の意味
まず、通称「金沢ロッド」という理由は、石川県には輪島塗り、加賀友禅、加賀金箔、九谷焼きなどをはじめとした、日本屈指の伝統工芸の文化が栄えてきました。その中の一つ、今回は本物の加賀友禅を竿袋に融合させたことで、そのような呼び方をしています。
the exquisite craftsmanship
■「紫翠」シスイ
「紫翠」(シスイ)とは、聖徳太子が制定した「冠位十二階」では、最高位に紫が使われていました。その格式高い紫と、自然の美しいみどりの色「翠」をイメージし、アジングやメバルなど主にソルトでの使用をイメージしてネーミングされています。
日本国を知るため、聖徳太子を少しでも知るために、奈良の法隆寺への旅も。
紫翠のブランクス
ロッドの心臓部であるブランクスは、G-TEC第一弾となるXSC-59ST-Proディアスローのブランクスを流用。東レ最先端素材M40Xをプランクスの70%に採用し、残りT1100G、4軸カーボン、55t超高弾性ナノアロイカーボンを、G-TEC独自のマグナス製法技術で作り上げた、まさに追随を許さない、現在考え得る最高の領域に達しているブランクス。
もはや芸術の領域へ
マグナス製法についての詳細ページはこちら↓
MAGNUS製法 - G-TEC graphite technology (ocnk.net)
このモデルの開発されるキッカケとは?
2022年、G-TEC立ち上げ当時から第三の矢として放つ計画があった、今回の通称「金沢ロッド」。
本来であれば2027年以降、2〜3年後を見据えた計画でした。
ところが、加賀友禅の工房が見つかってトントン拍子に話しが進み、さらに能登の震災があって、今すぐ釣り人として何か出来る事はないか、と自問自答する中で、地元石川県の素晴らしさを多くの人に知ってもらおう。そしてその地元の伝統工芸を使ったプロダクトをリリースし、いち早く、その売上の一部を能登のために寄付しようと。それでも時間が掛かるため、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、プロトタイプのロッドをチャリティーオークションという形で、その売上の全ての金額を赤十字社を通して寄付させて頂きました。
微力ではございますが、誰かのため、というより何かしないと落ち着かない、という一つの焦りもありましたので、当初の計画より早まった、という経緯になります。
最初は漠然とした構想のなかで、手始めに実家の石川県に帰省した時に、まずは加賀友禅の工房を訪れて、お話を聞くことと、小さい頃から頭に入ってきた地元の加賀友禅たるものは何たるかを再度知ることから始めようと。
知るには直接、職人さんにお話を聞くのが一番だと思い、グーグルマップで加賀友禅と検索し、なんと実家から車で約15分と近くに工房があったではないか、と。
早速、すぐに電話をし、先方が忙しい中で夕方にアポを取ることが出来ました。それが2023年の秋。
金沢市御所町にある加賀友禅「工房久恒」さんに訪問し、ご主人に加賀友禅の事について色々質問させて頂きました。加賀友禅は、加賀百万石の武家文化のなかで培われてきたということで、工房の職人でもあるご主人が、家の奥から本物の日本刀を見せて頂きました。(刀は所持するための届け出が必要)
そこでなんと、その日本刀と59ディアスローの長さがぴったり同じで、その刀を仕舞う刀袋に一目で惚れ。
「これだ!」と。
そこからはご主人と意気投合し、日本で初めてとなるのではないでしょうか、刀袋の白鞘袋の裏に加賀友禅を施そう、ということに。
これもまた偶然なのですが、アポを取って工房に向かう道中、地元のTVで「裏勝り」という江戸中期に流行った、着物の裏地におしゃれに凝る江戸の粋な文化が取り上げられていました。
贅沢禁止令が発令した当時、見えないところにこそお洒落をという、これこそ日本人が持つお洒落の感覚、粋だ、ということで、その熱い思いもご主人である久恒さんに届いたのか、快く、その時のわがままな私の依頼を快諾して頂けました。
そうやってこの第三の矢のプロジェクトは、思っていた以上に進んだのです。
最新カーボンテクノロジー × 伝統工芸
特別仕様「紫翠」「翠嵐」
和洋折衷の金沢ロッド
地元である石川県をもっと知ってもらいたい
故郷の能登の復興に何か役に立ちたい
微力ですが、それでも釣人の想いと自分の故郷である能登を、地域の暮らしと釣り文化を少しでも繋がることが出来たら嬉しい、という想いでものづくりしています。
この企画の続きとして、今度は輪島塗りをリールシートやグリップなどに施した釣竿や、金箔や九谷焼きを釣竿に採用出来たら面白いな、って考えています。まずは地元の石川県から。
日本全国47都道府県全て釣り旅をしましたし、これからもさらに地方の素晴らしい文化や地方ならではの釣りを探しに旅を続けます。その中で石川県以外の伝統工芸を、将来的に釣竿に取り入れられたら素敵だなと。
まずは着物に加賀友禅を施す全く同じ工程
小下図→図案→仮絵羽→下絵→糊置→地入れ→彩色→下蒸し→中埋め→地染め→本蒸し→水元→本仕立て
その加賀友禅の13工程を経て、最後に白鞘袋にアパレル専門の方が自ら裁縫してくれて竿袋は完成します。
納期も計画よりも随分遅れましたが、それだけ職人さん達が一つ一つ丁寧に、私が依頼した作品を、職人さんの手によって作られていることを再確認。
白鞘袋(竿袋)に加賀友禅を採用するのは、お互い初めての試みなので、ご主人も想定以上に時間が掛かり苦労したとのこと。
手描きなので、失敗した時に一部修正するのもお金と時間も掛かるそうです。
また手描きなので同じものは一つないそうで、そのボカし具合、色見の違いが個性となって加賀友禅をより一層、魅力的なものになります。
本物にこだわりたく、プリントのなんちゃって加賀友禅ではなく、着物と同じ手作業の工程で依頼させて頂きました。今はそのわがままな自分が、この仕事を快諾してくださった久恒さんにホント申し訳ない気持ち。でもその苦労話を私が聞くことでご主人が、大変さを知っていただけただけでも少し報われる、という気持ちが顔に表れていたのが、私にも救いで少しホッとした気持ちになりました。
それでもまだ自分も妥協が嫌いな職人気質なので、職人さんの苦労を想像すると申し訳ない気持ちでいっぱい。
だからこういった形で、同じ価値観に共有しご購入してくださる方に感謝しつつ、この私達の想い、魂はちゃんと伝えなければと切に感じます。
竿袋は刀袋と全く同じ!?
「鞘袋」(さやぶくろ:刀袋)とは、鞘に収めた刀剣・日本刀の全体を包む袋のこと。上質な布を素材として、日本刀を雨水、湿気、汚損などから守る役目を持っています。
紫翠の竿袋にはまったく刀袋と同じ素材、同じ長さ、同じ仕様のものを採用。
さらに初の試みとなる加賀友禅も裏地に採用した特別仕様の竿袋に仕上げました。
SAMURAI spirits
武士の魂「日本刀」
釣人の魂「釣竿」
紫翠、翠嵐、限定モデルの竿袋を日本刀と全く同じ白鞘袋を採用。
偶然にも標準的な日本刀とディアスローの仕舞寸法も全く同じ。
XSC-59ST-Pro The"Dear Slow" 【紫翠】【翠嵐】
鞘袋にはもう一つ派手な拵袋がありますが、表面に印刷や刺繍など装飾が全くない地味さが逆に品位を感じさせる白鞘袋。
白鞘袋の見た目の大きな特徴としては、紐が異常に長いということ。
それは長い紐で刀をしっかりと保存するための儀式だと、個人的に感じています。よって釣人にとっての大切な釣竿を、鞘袋の作法である独自の結び方で気持ちを込めて収納し、道具に感謝することで一生通じて長く使える価値ある道具となるものだ、と承知しています。
欧米諸国の大量生産、大量消費から、本来日本人が持つモノを大切にする文化へ。
to Japanese culture
特別限定モデル【紫翠】の竿袋
日本刀と全く同じ仕様の白鞘袋を採用
さらに裏生地には本物の絹(シルク)100%、加賀友禅が職人の手によって一つ一つ描かれています。
その証に金沢市御所町にある加賀友禅の工房「久恒」の落款印も描かれています。
全て日本製。加賀友禅が施された絹生地を白鞘袋に、これまたアパレルスペシャリストの日本人が一枚一枚、丁寧に時間を掛けて裁縫しています。
加賀友禅の工房「久恒」さんより頂いた紫翠の図案の中で、どれも素敵なデザインでしたがこの絵を採用。
青海波と桜と松と飛び魚が描かれています。
トビウオは、ご主人である久恒さんが、輪島から舳倉島へ行くフェリーの中で海面を飛ぶトビウオに惹かれて、そのイメージをされたものになります。
絹(シルク)とは、蚕の繭から繰り取った生糸からつくられる天然の繊維で、優雅な美しさで人気な繊維。
日本における絹(シルク)の生産量は減少の一途を辿っており、非常に貴重であり、今後も伝統を紡いでいくことが求められています。
シルクのメリット・デメリット
メリット
・美しい光沢
・なめらかな肌触り
・環境に優しい
デメリット
・虫食いに遭い易く縮みやすい
・色落ちしやすいなど取り扱いに注意が必要
それ故に想像を超える手間暇をかけて作られています。
より身近に、そして直に日本が誇る伝統工芸に触れてみてください。あなたの大切な竿を長く大切に仕舞うことができます。
何者にも屈しない強い意志と、穢れることのない心とを併せ持つ
極めて純粋な想いを根源とした、自己犠牲的精神、侍魂を取り戻す。
Soul of the "Samurai"
Exquisite Soul
■ガイドはTORZITEチューン
特別限定モデルの紫翠、翠嵐
XSC-59ST-Pro The"Dear Slow"
トルザイトリング仕様で、さらに軽く高感度に
トップガイドは糸鳴り防止のためSiCリング仕様
TORZITE guide tuned
マグナスブランクスを100%引き出す、これ以上ないガイドセッティングです。
■リアグリップはEVA仕様
リアグリップは硬質のEVA仕様。
(翠嵐はコルク仕様)
■リールシート
リールシートは高い実績を誇る富士工業製、超軽量、グリッピング性能、ホールド感に優れているスケルトンシートを採用。
リールをホールドするフートナットは、KDPSフードを採用し、腐食と錆びに強い最高グレードのI.P.シャイニーグレー仕上げ(ICカラー)。
ロッドを相棒として長く使って頂けるような耐久性に強いICカラー仕様。
※XSC-59ST-Pro The“DEAR SLOW”は、ベイトキャスティングロッドになります。
さらに大切なロッドを守る専用ロッドケース付属
特別仕様限定モデルの紫翠と翠嵐には、大切に長く使用するための専用カーボンケースにこだわっています。
G-TECらしくカーボン100%とアルミメタルパーツだけで構成された半永久仕様の限定カーボンロッドケース。
同じ長さの従来のセミハードケースと比べると、約半分の自重約250gを実現。持ったそばから、その軽さに驚くはず。
使えば使うほど、傷が増え味が出てくるカーボン製のロッドケース。しかし中身のロッド本体は外部の衝撃、傷などからしっかりとプロテクトしてくれます。
The carbon 100% rod case
この専用ケースに入れて、あなたは何処へ行く?
海外?渓流?それとも身近なマイポイント?
旅のお供に、相棒のロッドを陰で支える心強いアイテムです。ディアスロー特別限定仕様、「翠嵐」で楽しむ大人の遊びを。
関連ムービー
XSC-59ST-Pro TORZITE version
Don't miss it!
2025 Small quantity production, limited rare model!
F JUNCTION | 釣りビジョン (fishing-v.jp)
【配信スケジュール】
・釣りビジョン公式YouTubeにて配信中
見逃し厳禁!2025少量生産、限定レアモデル
関連YouTubeリンク
G-TEC 日本の伝統文化×カーボンテクノロジー【GEAR JUNCTION】【F JUNCTION】
XSC-59ST-ProThe "DEAR SLOW" 【紫翠】【翠嵐】のご注文受付日時
2月15日(土)PM20:00 注文受付開始
数量限定50本(再販なし)
※商品の発送は20日(木)以降となりますので予めご了承ください。
インスタ紫翠、翠嵐の商品の関連ショートムービー
PV
https://www.instagram.com/reel/DFKdoSuPqVS/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
アジング
https://www.instagram.com/reel/DF1R1kBT14O/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
メバリング
https://www.instagram.com/reel/DFmlYWjvcQf/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
アジングのゲストで青物
https://www.instagram.com/reel/DFZ8HWUP86C/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
エリアトラウト
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リバートラウト
https://www.instagram.com/reel/DFRHrHszdwm/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
ボートシーバス
https://www.instagram.com/reel/DFkf8_gvKQ2/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
渓流ベイトフィネス
https://www.instagram.com/reel/DFzXdE0JTbw/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
湖トラウト
https://www.instagram.com/reel/DFtlO7TTeFg/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
など。
最後に...
飽きてすぐにポイ、また新しいのを探す、という消費型の循環ではなく、日本人が本来持つ「物を大切にする精神」を取り戻す時。
相棒のように長く大切に使ってもらう為にも、それは開発する側にも自ずとプレッシャーが掛かります。生半可な物は絶対出したくない。それはまさに日本の職人が持つ気質、本質、別の言い方すれば魂だと思います。
G-TECでは、忘れてはいけない何かを大切にし、常識に捉われない新たなチャレンジを続けていきます。
商品スペック一覧表
※XSC-59ST-Pro既存品と基本的な仕様は全く同じになります。
(SiC-SガイドからTORZITEリングの変更による違いはございます)
フォトギャラリー
XSC-59ST-Pro 【紫翠】【翠嵐】 フォトギャラリーはこちら
ロッドデータ
ロッド取り扱いについて
![](https://gtec.ocnk.net/res/layout002/img/icon_new_x2.gif)
![](https://gtec.ocnk.net/res/layout002/img/icon_pickup_x2.gif)
販売価格: 89,000円(税別)
(税込: 97,900円)