XrosSensitive XSS-911LML LONG FINESSE The "FARAWAYMAX"

詳細

XrosSensitive 第5弾となるスピニングモデル

 

クロスセンシティブのスピニングモデル第5弾、G-TEC初となるロングスピンモデル

XSS-911LML LONG FINESSE THE “FARAWAYMAX”

 

 

 

■開発ストーリー

 

開発のきっかけは、兎に角遠くへ飛ばせるロッドを作りたい、という願望からスタート。

 

飛距離を争う投げ竿の技術を利用し、ルアーロッドでさらに飛距離が伸びるロッドが作れないか、という課題をテーマに、東レの第三世代と呼ばれる世界最高クラスの引張強度を誇る高強度高弾性カーボンTORAYCAⓇT1100GとM40X、そしてナノアロイ技術が使われたTORAYCAⓇ55tカーボンをも採用。

その最先端素材を、最高の料理方法G-TECの「マグナス製法」で仕上げました。

 

その結果、軽量かつパワフル、軽い力でもルアーをかっ飛ばせるロッドに。

繊細でよく曲がるけど大型魚が獲れるロッドに。

水中の中が手に取るように分かるので、キャストし続けられるモチベーションが保てるロッドへ。

 

キャストするだけで楽しいロッド、気持ちいいロッド

キャストを楽しくし続けられるロッド

 

 

  

 

■限界領域からさらにパワーを加速させられるブランクスとは?

 

 

大幅な軽量化しただけでなく、大型回遊魚を対峙するために、フルに曲がりきった限界領域に達した時から、さらにブランクの強度、反発力、復元力といった秘めたパワーを限界領域からさらにブーストさせられるロッドの心臓部がMAGNUSブランクス。

 

要するに従来の高弾性にありがちな、ただ張りがあるパリっとしただけの軽いロッドではなく、東レの最先端素材をG-TEC独自のマグナス製法で料理することで、圧倒的な強度と粘りを実現し、ロッドが曲がりきった限界領域においても、大型魚に常にプレッシャーを与え続けられるトルクと復元力を有します。

 

アングラーの体感レベルでは、リールのハンドルが大型の暴威でたとえ巻けなくとも、ロッドを溜めているだけで大型魚をリフトさせるパワーをリアルで感じ取ることが出来ます。

 

「溜めの効く底知れない粘り」、「ギリギリの領域でも踏ん張れるパワー」

 

 

 

■専用ロッドではない、次世代のコンセプトとは。

 

最初にことわっておきますが、これはガチ専用ショアジギング、シーバスだけに特化したロッド、という従来の専用ロッドの延長ロッドではないということ。

マイクロショアジギングからスーパーライト、ライトショアジギング、ガチのショアジギングまで。そしてサーフの巨大イトウ狙いから、ヒラメやマゴチ、そして河川のシーバス、磯場でのマルやヒラスズキ、そしてガチのロックフィッシュ、湖での大型トラウト狙い、河川でのサクラマス狙いと、従来の各ジャンルで専用に細分化されていたのを、マグナス製法という最先端の素材、技術で、それらの釣りを1本に凝縮出来ないか、という新たなチャレンジに挑んだロッドとなります。

 

 

 

わたくしトモ清水は、設計者でもあり、自ら現場でテストを繰り返すテスターでもありますが、自分のスタイルはマルチアングラー。どの釣りも全て全力で楽しみたい、というスタイルです。そのため、それを実現するのに、それぞれのジャンルの専用ロッドを全て揃えて使い分ける、というより持っていくロッドを極力少なくしたい、という思考がより一層強く変化。1本をとことん使い倒して、そのロッドの本来持つポテンシャルを可能な限り引き出したい。ロッドはやっぱり曲げてナンボ、使い倒しナンボ、と考えています。

 

 

しかしながら、1本で何でも出来る完璧なロッドは世の中に存在はしないので、このFARAWAYMAXも例外なく不完全なロッドになります。誤解を招かないようにどういう事かと説明しますと、3g前後のマイクロショアジギングだけをメインに楽しんでいるアングラーにとってはオーバーパワーに感じますし、ルアー80g以上のウエイトをメインとし、10キロオーバーの青物のみ追い掛けるガチのショアジギンガーにとっては、このロッドはパワー不足、そういったことになります。よって前者はマイクロショアジギング専用のロッドを選択した方がベストですし、後者はガチのパワフルなショアジギング専用のロッドがベストだと、いうことを予め補足しておきます。

 

 

 

  

■マニア、コアアングラーにとっての、このロッドの新しい価値とは?

 

ではロックフィッシュマニア(トーナメンター含む)、サーフマニア、ショアジギマニア、シーバスマニアのこのロッドが向かないというと、そうではないと考えています。マニア、コアアングラーの楽しみ方としては、一つロッドパワーを落として、軽量化された繊細なこのFARAWAYMAXでフルに曲げて、ロッドのポテンシャルをフルに引き出して、大型魚に挑む、と新たなチャレンジスタイル。

 

 

 

具体的にどういうことかと言いますと、今までは専用ロッドのパワーのある道具の力を借りて、大型を獲っていた、という従来の要素から、自分の腕でカバーしながら、さらにロッドのポテンシャルも引き出さないと大型は獲れない、という要素がより強くなります。

 

道具はあくまで道具、釣りの主役は道具ではなく「あなた」です。

その感覚をG-TECは大切にしています。

 

もっと分かり易くいうとサバイバルゲームで、無限ロケットランチャーを装備して挑むのと、ナイフ1本で挑む、かの違い。後者の方がより一層アングラーのレベルが求められます。よって熟練アングラー、マニアの方こそ、この大型に対して非力なこのロッドで挑む、新たな楽しさ、ワクワク、ドキドキが得られるいうこと。

道具が輝くのではなく、あくまで主役の「あなた」が輝ける、そういったサポートをG-TECは強く望んでいます。

 

無限ロケットランチャー(ガチショアジギロッド)みたいな最強の専用ロッドは、正直他社に沢山良いロッドがラインナップされています。その完全装備で挑む本気スタイルも最高です。

 

ですが釣りは遊び、自由です。もっと視野を広げてG-TECではそういった今までの常識に捉われない、チャレンジングなアングラーに捧げるロッドを提供したいと考えています。よってガチな専用ロッドを既にお持ちの方にも、新たなチャレンジとしてこのファラウェイマックスの使用を検討して頂けると幸いです。

華奢で繊細ですが、曲がれば曲げるほど、そのロッドの計り知れないポテンシャルを肌で感じ取れるハズです。

 

 

 

 

 

■注目のロッド自重

他と是非とも自重を比較して頂きたい!
XSS-911LML、ファラウェイマックスのロッド自重の公開

155g

使用ルアーウエイト:5〜80g

では同じくらいのレングスにおいて比較してみましょう。

80gを使用出来る一般的なショアジギングロッドは平均300g前後
30、40gを扱えるライトショアジギングロッドでも平均200g前後
max28g〜35g扱えるシーバスロッドでようやく平均160g前後

このデータから911LMLのある程度の軽さ、バランスの良さは想像して頂けるかと思います。

軽さは武器

キャストが疲労なく続けられるどころか、キャストがもっと楽しくなります。さらに軽さが魚とのやり取りをよりダイレクトにし、ファイトがよりスリリングで楽しめます。

あくまでスペック的な数値ですが、参考になれば幸いです。
実際には触っていただいたら分かる魅力も多くあるロッド。

T1100G、M40Xの最先端素材をG-TEC独自のマグナス製法で開発されたブランクス。

常識を変えるロッド

XSS-911LML The"FARAWAYMAX"

  

■最前線のロックフィッシュシーンに求められるこのロッドの役割とは?

 

 

ロックフィッシュのジャンルでは、トーナメントのレギュレーションギリギリの9フィート11インチを採用。昨今のトーナメントシーンでは、誰よりも飛距離を出すことが結果が得られる最も有効な手段としてロングスピンが求められています。

 

このモデルの開発キッカケの一つ、東北ロックフィッシュトーナメンターから、さらに飛距離を出せて、繊細に誘える、それでいて50オーバーも超える大型を岩陰から引きずり出せるロッドが欲しい、というリクエストを直接頂いたのも、大きな要因となっています。

 

よって、現在のロックフィッシュシーンでは、ただ遠くに飛ばせば釣れる、という簡単なものではなく、さらに繊細にアプローチすることが求められており、このロッドはただ強い、遠くに飛ばせるロッドではなく、あくまでフィネスに、それでいて遠くから50オーバーのロックフィッシュを引きずり出してくるパワーを持っています。

 

ロングベイトキャスティングも開発中。

スピニングタックルとベイトキャスティングタックルの使い分けで、さらに引き出しが増えて釣りがもっと楽しく。

 

 

ショアジギングの世界でも、飛距離は大きなアドバンテージ。漁港や河川、サーフ、地磯と飛距離が必要なシーンでテストしてきました。 

開発期間は3年間。去年2024年にすでに完成しリリース出来るまでの段階にきていましたが、まだ何かピースが足りない、まだ何か出来るハズだということでガイドセッティングもゼロから見直し、もう一年しっかりとテストを繰り返しました。

 

 北は日本最北端の猿払サーフでの巨大イトウ狙い、北海道、東北での大型ロックフィッシュ狙い、北陸、新潟でのサゴシ、イナダ、マゴチ、ショアレッド狙い、三重の地磯でアカハタ、山口で磯ヒラスズキ、愛媛で沖磯でカンパチ、シイラ、スマガツオ、オオモンハタ、地続きで行ける日本最西端の平戸でブリ、五島列島でヒラマサ、大型キジハタ、アカハタ等の全国各地、あらゆるシチュエーションでテストしてきました。

 大型魚だけでなく、身近なカサゴや繊細さをテストするためにアジングも行い、あらゆるルアー、幅広いウエイトのルアー、スペック外のウエイトさえ使用し、テストをしてきました。

 注目すべきは、最新の素材と独自のマグナス製法で、ショアジギングの常識を変えられる、という点に着目したこと。

 

 現在、5g前後のメタルジグを使うマイクロショアジギング、10gが軸のスーパーライトショアジギング、30g、40gの使用頻度が高いライトショアジギング、60g以上の重いジグを使うガチのショアジギング。

 これらの細分化されたショアジギングを、可能な限り1本でまとめることを目標に開発してきた今回のモデル。

 

5g前後のマイクロジグも使え、上はショアジギングで使用する80gまで使えるロッド。軸は30g、40gで、それらがもっとも使い易いライトショアジギングがベース。

 

よってこの1本あれば、かなりのメタルジグをカバーし日本のシチュエーションであれば、ほぼ全域に渡ってカバーできる、まさにショアアングラーの希望のロッド。

メタルジグだけでなく、ミノー、バイブレーション、トップウォータープラグ、ワームとあらゆるルアーとの適合を見るためにテストし、万能なロッドに仕上げています。

 

 

■最前線のロックショア

  

 ロッドが今までの常識を覆すほどの軽量化に成功したことで、よりテクニカルなルアー操作がし易くなったのは、「釣果を出す」「結果を出す」上で大きなアドバンテージになった、と手応えを感じています。

 

最近では、どの釣りシーンでもただ巻き、ジャーク、トゥイッチなど、従来のアクションだけだと、魚が釣れなくなっているのは実感されているアングラーも多いかと思います。

ビッグベイトにおいても、単純なS字系アクションでバイトする、というイージーなシチュエーションはほぼなくなりました。それはバスフィッシングでもボートシーバスにおいても、アカメなどの怪魚系においても同じかと感じます。

 

ロックショアのシーンで例えるなら、ダイビングペンシルによる誘い出しゲームとして、基本的なロッド操作でホウキ引きがありますが、チェイスはあれど、バイトまでは至らない悔しい思いをしたアングラーも多いのではないしょうか。

昨今ではルアー性能も格段に進化し、アングラーの意図通りに多彩なアクションさせられるテクニカル系に対応したルアーが続々とリリースされています。従来のアクションでは魚が釣れない、さらに基本操作に、バイトを誘発させる間や、魚にスイッチを入れるための応用のテクニカルな操作が求められています。

 

よってロッドが軽ければ軽いほど、そのテクニカルな操作がし易く、手首も痛めにくく操作を続けられるアドバンテージが生まれるという訳です。 

  

■ロッドの心臓部、ブランクス

 

 東レの最先端素材、世界最高クラスの引張強度を誇る高強度高弾性カーボンTORAYCAⓇT1100GとM40X、そしてナノアロイ技術が使われた55tが採用。また縦材だけでなく横材も全て東レ国産カーボン100%のMAGNUS製法。かつてない強度、復元力、反発力を有し、同時に異次元の軽量化を果たした新しいロッド「XrosSensitive」、G-TEC初のロングスピン。

G-TECが東レとの共同研究で蓄積したデータに基づいて、理想の心臓部ブランクスを実現し、その科学的根拠の数値だけを信じ、「強度と軽さの最適化」をとことん突き詰めたマグナスブランクス。

  

HDML構造 

従来の設計方法では、コスト削減と大量生産の効率を重視した、1枚のメインパターンと調子補助との単純な構成で成り立ちます。しかし、MAGNUS製法ではコストを惜しまず、より丁寧な少量生産を前提とした設計方法。ベースとなるメインパターンは2枚以上、さらに従来より肉厚が薄いカーボンプリプレグを倍以上の密度で多積層構造で巻き上げるHDML構造を採用しています。(High-Density Multi-Layer Structure)

多積層構造をもっと説明するならば、最内層は従来のグラス素材ではなく横軸方向の高弾性カーボン、最外層も横軸方向の高弾性カーボンでサンドイッチすることで、内側からと外側の両側でプロテクトし、強靭な肉体を手に入れています。

単純計算でも従来ブランクスより5倍以上コストを掛けて核となるブランクスが作られる製法。


それが「MAGNUS製法」

分かり易く人間の筋肉に例えて説明すると、表層の「アウターマッスル」と深層の「インナーマッスル」の両方とも東レ社の最先端素材で構成され、ただマッチョな見かけだけの筋肉ではなく、実戦的な体幹も兼ね備えたバランスと強靭性、別の言い方をすれば「柔と剛」を完全に融合させたブランクス。

 

さらにMAGNUS製法の詳細ページはこちら↓

MAGNUS製法 - G-TEC graphite technology

   

 

ロッドの表面(グリップ部以外)には無駄な塗装を極力抑え、100%カーボンブランクスの性能を最大限引き出すためのUMF仕上げを施しています。

 

UMF仕上げ(Unsanded Matte Finish:無塗装アンサンディング&マット仕上げ)

 

100%カーボンブランクスの性能を最大限引き出すための無塗装アンサンド処理を施しながら、同時にマットクリア仕上げが出来る技術がUFM(Unsanded Matte Finish)。

 

マンドレルに巻き付けたカーボンプリプレグをラッピングする時に特殊なテープを使用し、焼成と同時に焼き上がった素管(ブランク)に既にマット仕上げされる特殊な表面仕上げ。
塗料を一切使わないため、軽量化と感度の向上が高く望めるのと同時に、環境にも配慮した仕様です。
外部からの傷や汚れからブランクを守ります。

 

グリップ部のブランクスには、国産Quattro Axial Carbon(4軸カーボン)で補強。

さらにはルアーロッドでは、ほぼ使われない超々高弾性55t、東レのナノアロイカーボンを、このグリップ部に使い、高弾性化、高感度化、操作性を高めました。
結果、グリップ部のネジレ防止、剛性力が向上。キャスト精度、ファイト時のトルクアップ、より安定したファイトが可能となりました。

 

 

■ガイドセッティング

 

 3年間で4thサンプルを経て完成へ。

左から1st、2nd、3rd、4thプロトタイプとガイドセッティングだけでも色々なパターンを試し、1stは従来のKRコンセプトガイドシステムからスタート。バット部は剛性重視のステンレスフレーム。しかしこの従来のシステムではPEラインのティップへの糸絡みが発生するデメリットと、ステンレスフレームゆえの海水による錆び発生。この2点は長い期間での使用を考えると、どうしてもストレスに。そこで大幅なコスト増になってしまいますが、オールチタンフレームに変更し、ガイドを従来の数より4〜6個多い多点設定に見直し。

その結果、長い使用前提での場合でも錆びによる腐食の不安もなくなり、ティップにPEラインが絡む、あの煩わしさからも解放。また従来よりガイドの数が多くなり重量増だが、オールチタンにすることによってその重量増の問題も解決し、さらなる軽量化、振り抜けの良さまで獲得しました。

 

PEライン専用ガイドシステム

Stress-free PE guide system(ストレスフリーPE専用ガイドシステム)

ガイド素材

ガイドは信頼と実績の富士工業製。
ガイド全て最上グレードのチタンフレーム。リングはSiC-Sリング(シリコンガーバイト製)。
フレームカラーはT2、ポリッシュ仕上げのダークグレーチタンフレーム。
SiC-SとはSiCのさらに極薄化させ進化させた、超軽量リング。 

硬さ、すべり、軽さ、耐蝕性も最高。さらに摩擦熱を逃がす最高素材。PEラインにベストマッチ。

チタニウム(チタン)素材は、ステンレス素材より錆びにくく、淡水、海水に関わらず、錆びによる経年劣化しにくく、長くご使用出来ます。

 

ガイドシステムは、PEラインの使用を前提とし、従来より4〜6個ガイドを多くしたストレスフリーPE専用ガイドシステム。ブランクスの長さ、硬さに応じて緻密にサイズと数をセッティング。特にティップのガイド密度を高くし、ティップにPEラインが絡むストレスから解放させ、ブランクスの曲がりを損なわず、ブランクスの性能を最大限活かす設計。

またストレスフリーPE専用ガイドシステム糸フケが出にくく、ラインの直線性が増し、飛距離の安定化、飛距離UPに貢献しています。

ガイドバランス、それはロッドの性能に大きく関わってきます。通常より多くのガイドを配列することによって、ラインとの接触部分を増やし感度を上げ、パワーがライン、ガイドを通じて極力パワーロスなく伝達出来ます。本来ブランクスがもっているポテンシャルを最大限引き出してくれるセッティング。

さらにはスレッドをシンプルな黒糸のみとし、余計な装飾を省き、極力エポキシ樹脂の量を減らして、軽量化を図ったこだわりのセッティング。 

 

 バットガイドはT2-RVSG16H。T2カラーのリバースガイド採用。

ダブルフットチョークガイド。極軽量、小口径、背高のリバースフレーム設計。
高足によってキャスト時および釣行時の糸絡み回避と飛距離UP、糸通りに極めて優れた次世代型の傾斜フレームガイド。

 

 

 トップガイドはT2-KGST6。アロワナトップを採用。

 

PEラインでも糸絡みしにくい傾斜ブリッジ付きの軽量トップガイド。リングの高さがティップガイドと同じ高さで、飛距離アップに貢献。 

TOPガイドサイズは6を採用。ティップガイドサイズもT2-KTSG6S、6を採用しています。

上記の様々なゲームにおいて、その軽量からくる高感度を実現。

あらゆるシーンでその恩恵を感じることが出来ます。

 

3D構造による糸絡み自動解除機能搭載で、PEライン、エステルラインの極細ラインに高次元に対応。
ストレスフリーでより繊細な釣りに集中出来ます。

 

 センターカットの2ピース仕様。

 

継ぎ部は印籠継を採用。ティップの口元部、バット部の先端部を織りクロスカーボンで補強。

ベンディングカーブを無理なく、継ぎ部が分からないほど綺麗な弧を描き、同時にパワーロスなく強度も格段に向上させています。


ティップの元部には品名を印刷。

 

リールシートは高い実績を誇る富士工業製、超軽量、グリッピング性能、ホールド感に優れているスケルトンシートを採用。

リールをホールドするフートナットは、KDPSフードを採用し、腐食と錆びに強い最高グレードのI.P.シャイニーグレー仕上げ(ICカラー)。 

ロッドを相棒として長く使って頂けるような耐久性に強いICカラー仕様。

 

リールシートはスケルトンシートを採用した場合、従来設計では、そのリールシートを取り付けるグリップ部におけるネジレ、歪みが生じやすいため、実際に使用すると「グニャグニャ」と気持ち悪く、操作に集中できない、正確にキャストが決まらない。魚とのファイトが安定しない、という結果に。

 

それらの現象を防ぎ、剛性力を上げるため「RMG構造」を採用。

 アルミ素材のメタルパーツを施し、剛性感を上げています。

 

金属パーツをただ追加するだけでは、「軽さと感度」をスポイルしてしまう。それを失わないためにも限りなく肉抜きし、同時に直接カーボンのブランクスにタッチ出来るシステムが、「RMG構造・Rigidity Metal Grip」になります。

  

さらにグリップ部には、Quattro Axial Carbon(4軸カーボン)をプラスし、ネジレ防止、剛性力を上げています。それによってキャスト時、ファイト時にグリップ部の歪みやバランスの悪さを解決し、キャストアキュラシー向上とファイト時のトルク力向上を実現しています。

4軸カーボン、RMG構造のメタルパーツも理論上、最も強度とネジレに強い、45度バイアスのクロス上の形式を採用しています。

デザイン的にはXrosSensitiveの「X」を表しています。

 

 

■リアグリップ

 

 

コルク仕様のリアグリップ。左から1st、2nd、3rd、4thプロトタイプとコルクのタイプもいろいろなパターンを試し、ベストなセッティングを探りました。

まずは耐久性とリアはバランサーの役割をも果たすのでウエイトの調整。

 

  

最終的にラバーコルク2種類とAAAコルクのハイブリッド仕様の、バランサーの役割と耐久性を高めたリアグリップに。

 

全体的に余計なパーツを極限まで削ぎ落したロッドになります。

 

 

 

■アジング!?

 

911ロングスピンの繊細さを確認するために1.5gジグ単でアジング。

リールもあえて1000番を装着。

スペック的には5g〜80gのルアーウエイト範囲ですが、1.5gにおいても普通にアジング楽しるスペック。

もちろんアジングにこのロッドはおススメしませんが(笑)

アジングにマッチしたロッドではないですが、感度の高さと繊細さがあり、無理なくアジングやエギングも出来る軽さや操作性の高さがあります。

そこが一般的な80gジグ使えるショアジグロッドとの、決定的な差別化が図れたかと思います。

 

 

■身近かなカサゴは?

 

911LMLは決して大型魚のみ狙うロッドではなく、身近なカサゴやメバルなども遊べる繊細さがあるのが魅力。
そういうフィネスさがありながら、汎用性が高く大型も獲れる、というコンセプトが肝になります。

大型魚のみ狙う強いロッドは世の中沢山良いロッドが多いので、そうではなく、フィネスながら大型魚も獲れるロッドを目指しました。

 


XrosSensitive XSS-911LML LONG FINESSE THE”FARAWAYMAX”

 



想像していたより柔らかい、と感じるかも。このロッドはフィネスなゆえ、大型魚を獲るにはアングラーのスキルが必要。

大型を狙う場合、「そんなやわいロッドだと獲れねぇよ」とお叱りを受けそうですが、G-TECのロッドは全てのロッドに、遊べる、楽しめる、という要素を必ず入れています。

ただ硬いだけじゃない、ただパワーがあるだけじゃない。

911LMLもしっかり曲げて、ロッドのポテンシャルを引き出しながら大型とファイトする、というマニュアル的なテクニックが求められる、そんな楽しいロッドになります。

5gから80gまでの広範囲のルアーが使える、かつてないロッド。
フィネスさゆえに大型魚に口を使わさせ易い。

遠投キャスタビリティーがホント気持ちいいロッドです。

 

■フラットフィッシュにも最適!?

 

フラットフィッシュ狙いに。
サーフフィッシングにベストマッチ。

XrosSensitive XSS-911LML LONG FINESSE
The"FARAWAYMAX"

・遠投能力が異次元
・潮流を感じ取れる感度はフィネスロッドそのもの
・軽い力で遠投し続けられる、ロッドの反発力と異次元の軽さ
・10ftの遠投性能と8ftの操作性能、その絶妙な高バランス


サーフではフラットフィッシュ以外に、北は大型のイトウ狙い、南は大ニベ狙い、まさにそれらをもターゲットに入れた夢のあるロッド。
1本をとことん使い倒して、ロッド本来持つポテンシャルを引き出す快感をぜひとも体感して頂きたい。

 

  

実際に手に取って頂き、G-TEC独自のマグナス製法で、どこまで異次元の仕上がりになったのか?体感レベルでどこまで違うのか?ぜひ楽しみにして頂きたい。

 

 

 

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北海道アイナメ編2

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適合するリールサイズ

適合リールサイズ

 

岩手県ロックフィッシュ編

岩手県ロックフィッシュ編

 

  

 

■XSS-911LML 販売日時

 

3月16日(日)20:00より、ご注文の受付を開始致します。

 ※少量生産での販売になりますので、すぐに売り切れとなる可能性がございます。

 

 

商品スペック一覧表

  XSS-911LMLスペック表

 

  

フォトギャラリー

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ロッド取り扱いについて

取扱説明書ページはこちら

 

 

 

XrosSensitive XSS-911LML LONG FINESSE The "FARAWAYMAX"

販売価格: 59,900(税別)

(税込: 65,890)