XrosSensitive XSC-87ML+ The"Power Finesse ALTRO"
詳細
G-TEC初のロングベイトフィネスモデル
XrosSensitive XSC-87ML+ The"POWER FINESSE ALTRO"
■常識を変えるスペックとは!?
1月7日(水曜日)21:00初回生産分、注文受付開始。
※次回入荷は2026年6月頃予定。
パワーフィネスアルトロは、ショア、オフショア問わず1本で何でも出来る汎用性の高さを目指したモデルになります。
ショアから楽しむロックフィッシュ、シーバス、クロダイ、マゴチやヒラメや青物狙い、エギングまで、またボートから楽しむヒラマサキャスティングなど使い方はアングラーの自由です。
ALTRO(アルトロ)とはイタリア語で、「他の」「別の」を意味します。
ソルトのシーンにおいて、ベイトタックルを用いるベイトフィネススタイルを構築してきましたが、そのベイトフィネスの集大成、過去を超えるロッドを作りたくて、XSC-71ML+「パワーフィネスプラス」を作成しました。
その別バージョン、つまり71ML+のロングバージョンがXSC-87ML+「パワーフィネスアルトロ」になります。
■開発ストーリー
開発のきっかけは、既に発売ラインナップされているXSC-71ML+パワーフィネスプラスの長いバージョンがあったらいいなぁ、作って欲しいという願望からスタート。
1stプロトは8フィート4インチ、と最終的なレングスより3インチ短い長さからスタート。71モデルよりさらに飛距離が伸び、使えるフィールドを増やしたい、さらに使えるルアーの幅を大幅に広げられないか、をテーマに北端は北海道、西端は長崎と、日本15都道府県、各地で2年テストしてきました。そんなアングラーの夢を叶えるロッドが作れないか、という課題をテーマに、東レの第三世代と呼ばれる世界最高クラスの引張強度を誇る高強度高弾性カーボンTORAYCAⓇT1100GとM40X、そしてナノアロイ技術が使われた超高弾性55tが採用され、その最先端素材を、最高の料理方法G-TEC独自の「マグナス製法」で仕上げ、技術的に実現。
2ndサンプルを作る時に、レングス決定で迷っていましたのでSNS上で皆様のご意見を伺い、結果3インチ長くして、さらに汎用性の高さと飛距離UP、71ML+とのレングス差をつけた8フィート7インチと、9フィートに近い長さに決定。
マグナス製法と試行錯誤のテストの結果、9フィートに近い長さながらナント自重100gアンダーの96gを実現!
6フィート台の軽量バスロッドよりも軽いロッドに。
軽量かつパワフル、軽い力でもルアーをかっ飛ばせるロッドに
繊細でよく曲がるけど大型魚が獲れるロッドに
水中の中が手に取るように分かるので、キャストし続けられるモチベーションが保てるロッドへ
キャストするだけで楽しいロッド、気持ちいロッド
キャストを楽しくし続けられるロッドへ
■限界領域からさらにパワーを加速させられるブランクスとは?
「大幅な軽量化を実現」と聞くとやはり強度が心配になるかと思います。これだけ軽量化したのだから強度が犠牲になっているハズだと。
軽量化しても全く折れる気配のないところが最先端素材を使ったマグナス製法の最も凄いところ。
マグナス製法は、T1100GとM40Xを開発した大手、東レ社との共同研究によって導かれたものであり、東レの素材のポテンシャルをもっとも引き出す方法とも言っても過言ではないでしょう。
軽さと強度の両立
大型回遊魚を対峙するために、フルに曲がりきった限界領域に達した時から、さらにブランクの強度、反発力、復元力といった秘めたパワーを限界領域からさらにブーストさせられるロッドの心臓部がMAGNUSブランクス。
机上での強度と実戦での強度はまた別物。実戦ではヒラマサの聖地、長崎県平戸でブリを掛けてロッドを折るつもりでテスト。さらに写真は島根沖でヒラマサと格闘した時のベンディングカーブ。竿先は海面に突き刺さり、バットは根本からブチ曲がります。
従来の高弾性にありがちな、ただ張りがあるパリっとしただけの軽いロッドだと、ある限界点に達するとあっけなくパキッと破断します。それが東レの第三世代の最先端素材をG-TEC独自のマグナス製法で料理することで、圧倒的な強度と粘りを実現し、ロッドが曲がりきった限界領域においても、大型魚に常にプレッシャーを与え続けられるトルクと復元力を有します。
アングラーの体感レベルでは、リールのハンドルが大型の暴威でたとえ巻けなくとも、ロッドを溜めているだけで大型魚をリフトさせるパワーをリアルで感じ取ることが出来ます。
「溜めの効く底知れない粘り」
「ギリギリの領域でも踏ん張れるパワー」
■専用ロッドではない、次世代のコンセプトとは
最初にことわっておきますが、これはガチ専用ショアジギング、シーバス、ロックフィッシュだけに特化したロッド、という従来の専用ロッドの延長ロッドではないということ。
マイクロショアジギングからスーパーライト、ライトショアジギング、ガチのショアジギングまで。そしてサーフの巨大イトウ狙いから、ヒラメやマゴチ、そして河川のシーバス、磯場でのマルやヒラスズキ、そしてガチのロックフィッシュ、湖での大型トラウト狙い、河川でのサクラマス狙い、軽さゆえのベイトエギングと、従来の各ジャンルで専用に細分化されていたのを、マグナス製法という最先端の素材、技術で、それらの釣りを1本に凝縮出来ないか、という新たなチャレンジに挑んだロッドとなります。
このコンセプトを読んでピンときた方も多いと思いますが、これはG-TECロングスピンロッドの911ファラウェイマックスと全く同じのコンセプト。
G-TECの目指すところは一貫しています。
■ターゲット魚種の格差!?

この釣果の格差に注目。
マハゼから鰤まで楽しめるロッド。それが87アルトロ。
もちろん他のロッドでもそれは出来なくもないが、肝は何と言ってもロッドの軽さ。96gという異常なまでの軽さが釣りをさらに面白くさせます。300g近いガチのショアジギングロッドでは流石にハゼ釣りは楽しめませんよね。ところがここまでロッドが軽く繊細だと小型の魚でも楽しめるし、大型だとかつてないスリリングを楽しめるところが、、、
新しい価値の提案。
G-TECは、技術の高さやロッドのスペックをもっとも訴求したいわけではなく、その高い技術力によって、もっと釣りが楽しく、さらにワクワクする価値をアングラーの皆様にお届けしたいのです。
■ルアーウエイト格差!?
次はルアー格差について。
87アルトロのスペックを見て頂きたい。下記は一般的なハイエンドロッドの長さ8ft7in前後のベイトキャスティングロッドを基準とした場合の比較表になります。

使用ルアーウエイトは5gから80gと他の比べても圧倒的に幅が広い。
ロッドが軽量なのにも関わらず、ルアーウエイトの上限が高いのは、まさに新しい技術、新しい新素材があってこそ実現出来る、新たな可能性です。
是非ともこのデータだけでなく、ご自身でいろいろ各ロッドスペックを調べて頂きたいと思います。この時期は新製品情報ラッシュ、いろいろ調べて比較して検討していくことも楽しんでいただけたら幸いです。
■あらゆるシーンでテスト
シーバス、ロックフィッシュ、ショアジギング、サーフ、ライトショアジギング、エギング、アユイング等と、あらゆるジャンルで、フィールドも、漁港や河川、サーフ、地磯とロッドの可能性求めてあらゆるシーンでテストしてきました。
北は北海道、ロックフィッシュの聖地の室蘭で、岩手での大型ロックフィッシュ狙い、秋田で陸っぱりシーバス、新潟でのサゴシ、イナダ、マゴチ、クロダイ狙い、石川県でライトロック、千葉利根川でシーバス、三重の地磯でアカハタ、シイラ、瀬戸内でキジハタ、島根でウェーディングシーバス、愛媛で沖磯でアザハタ、メジ、オオモンハタ、地続きで行ける日本最西端の平戸でブリ、大型キジハタ、エギング、島根沖でヒラマサ、松山でシーバス等の全国各地、あらゆるシチュエーションでテストしてきました。
大型魚だけでなく、身近なハゼやカサゴもターゲットに、あらゆるルアー、幅広いウエイトのルアー、スペック外のウエイトさえ使用し、テストをしてきました。
注目すべきは、最新の素材と独自のマグナス製法で、釣りの常識を変えられる、という点に着目したこと。
87アルトロは、5g前後のメタルジグを使うマイクロショアジギング、10gが軸のスーパーライトショアジギング、30g、40gの使用頻度が高いライトショアジギング、60g以上の重いジグを使うガチのショアジギングまで全てカバー。
可能な限り1本でまとめることを目標に開発してきた今回のモデルです。
とはいえ、最も多用する30g、40gがもっとも気持ちよく使えるルアーウエイトです。
よってこの1本あれば、かなりのメタルジグをカバーし日本のシチュエーションであれば、ほぼ全域に渡ってカバーできる、まさにショアアングラーの希望のロッド。
メタルジグだけでなく、ミノー、バイブレーション、トップウォータープラグ、ワームとあらゆるルアーとの適合を見るためにテストし、万能なロッドに仕上げています。
■テクニカル操作が求められる時代?もっと一匹の価値を高められる渾身の一尾とは?
ロッドが今までの常識を覆すほどの軽量化に成功したことで、よりテクニカルなルアー操作がし易くなったのは、「釣果を出す」、「結果を出す」上で大きなアドバンテージになった、と手応えを感じています。
最近では、どの釣りシーンでもただ巻き、ジャーク、トゥイッチなど、従来のアクションだけだと、魚が釣れなくなっているのは実感されているアングラーも多いかと思います。
ビッグベイトにおいても、単純なS字系アクションでバイトする、というイージーなシチュエーションはほぼなくなりました。それはバスフィッシングでもボートシーバスにおいても、アカメなどの怪魚系においても同じかと感じます。
ロックショアやヒラマサキャスティングシーンで例えるなら、ダイビングペンシルによる誘い出しゲームとして、基本的なロッド操作でホウキ引きがありますが、チェイスはあれど、バイトまでは至らない悔しい思いをしたアングラーも多いのではないしょうか。
昨今ではルアー性能も格段に進化し、アングラーの意図通りに多彩なアクションさせられるテクニカル系に対応したルアーが続々とリリースされています。従来のアクションでは魚が釣れない、さらに基本操作に、バイトを誘発させる間や、魚にスイッチを入れるための応用のテクニカルな操作が求められています。
よってロッドが軽ければ軽いほど、そのテクニカルな操作がし易く、手首も痛めにくく操作を続けられるアドバンテージが生まれるという訳です。
釣れた!から狙って釣ったへ
一匹の魚を価値を高めるために...
■ロッドの心臓部、ブランクス
東レの最先端素材、世界最高クラスの引張強度を誇る高強度高弾性カーボンTORAYCAⓇT1100GとM40X、そしてナノアロイ技術が使われた55tが採用。また縦材だけでなく横材も全て東レ国産カーボン100%のMAGNUS製法。かつてない強度、復元力、反発力を有し、同時に異次元の軽量化を果たした新しいロッドXrosSensitive、G-TEC初のロングベイトキャスティングロッド。
G-TECが東レとの共同研究で蓄積したデータに基づいて、理想の心臓部ブランクスを実現し、その科学的根拠の数値だけを信じ、「強度と軽さの最適化」をとことん突き詰めたマグナスブランクス。
トレカ®T1100G、トレカ®M40Xとは? | 炭素繊維複合材料 | 東レ

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■HDML構造
従来の設計方法では、コスト削減と大量生産の効率を重視した、1枚のメインパターンと調子補助との単純な構成で成り立ちます。しかし、MAGNUS製法ではコストを惜しまず、より丁寧な少量生産を前提とした設計方法。ベースとなるメインパターンは2枚以上、さらに従来より肉厚が薄いカーボンプリプレグを倍以上の密度で多積層構造で巻き上げるHDML構造を採用しています。(High-Density Multi-Layer Structure)
多積層構造をもっと説明するならば、最内層は従来のグラス素材ではなく横軸方向の高弾性カーボン、最外層も横軸方向の高弾性カーボンでサンドイッチすることで、内側からと外側の両側でプロテクトし、強靭な肉体を手に入れています。
単純計算でも従来ブランクスより5倍以上コストを掛けて核となるブランクスが作られる製法。
それが「MAGNUS製法」
分かり易く人間の筋肉に例えて説明すると、表層の「アウターマッスル」と深層の「インナーマッスル」の両方とも東レ社の最先端素材で構成され、ただマッチョな見かけだけの筋肉ではなく、実戦的な体幹も兼ね備えたバランスと強靭性、別の言い方をすれば「柔と剛」を完全に融合させたブランクス。
さらにMAGNUS製法の詳細ページはこちら↓
MAGNUS製法 - G-TEC graphite technology
■センターカット2ピース

センターカット2ピース仕様。ティップはチューブラーティップ。
ティップ径はφ1.45mmと、71ML+のφ1.34mmより0.1mm、わずかに太くしてルアー使用ウエイトの上限を上げる役割とよりティップがシャキッとなるアクション設定に。
継部は印籠継を採用。ティップの口元部、バット部の先端部を織クロスカーボンで補強。
ティップの元部には品名を印刷。
満月状に曲げても、どこで継いでいるのか分からないほど精密な印籠継。綺麗なベンディングカーブにこだわって設計されています。
継ぎ部の脆弱性をなくし、ロッドのパワーロス無く、フルキャスト、魚とのファイトが可能です。
この限りなくワンピースに近いロッドにするために、マンドレル設計、センターレス加工技術、ブランクス構造、テーパーデザインなど、全て見直し、最新設計で進化した2ピースを実現しています。
■ロッド表面処理
ロッドの表面(グリップ部以外)には無駄な塗装を極力抑え、100%カーボンブランクスの性能を最大限引き出すためのUMF仕上げを施しています。
■UMF仕上げ(Unsanded Matte Finish:無塗装アンサンディング&マット仕上げ)
100%カーボンブランクスの性能を最大限引き出すための無塗装アンサンド処理を施しながら、同時にマットクリア仕上げが出来る技術がUFM(Unsanded Matte Finish)
マンドレルに巻き付けたカーボンプリプレグをラッピングする時に特殊なテープを使用し、焼成と同時に焼き上がった素管(ブランク)に既にマット仕上げされる特殊な表面仕上げ。
塗料を一切使わないため、軽量化と感度の向上が高く望めるのと同時に、環境にも配慮した仕様です。
外部からの傷や汚れからブランクを守ります。
■リールシートセッティング
奥から1st、2nd、3rd(final prototype)を経て完成へ。
1stプロトタイプは従来のスプリットリールシート。2ndサンプルから富士工業製の最新「技徳」リールシートを採用。さらなる軽量化と剛性化、同時にリールシートからダイレクトに伝わる感度も体感ベースで向上。
そして何より従来では装着しづらかったリールがマッチ出来るように!
18アンタレスDCMD、21スコーピオンDC、23アンタレスDCMD XGなど、特にシマノ社製のリールが装着可能になりました。
■RMG構造-Rigidity Metal Grip(レジディティーメタルグリップ)

リールシートは富士工業最新鋭、「技徳 T2PC-USKCSK」を採用。
1stプロトは従来のスケルトンシートのスプリット式。2ndからこの最新リールシートへ変更。
従来の樹脂タイプの素材から、メインボディはカーボン繊維を含む強化樹脂、リールフードはチタンとカーボン繊維入り強化樹脂、ナット部はガラスファイバー製の強化樹脂が採用され、シート自体の剛性と軽さを両立した現地点で考え得る最高峰のリールシート。
軽さとリールシートの反響感度だけでなく、剛性の高さの魅力も高まりました。
その性能の高さから、大幅なコスト増にも関わらず即決で採用決定。

手のひらで違和感なく握れるフィット感。フード部のタッチ面積が広がっており、逆アール形状でしっかり握り込める形状。
トリガーも穴を貫通させ極限まで軽量化しています。

従来設計では、そのリールシートを取り付けるグリップ部におけるネジレ、歪みが生じやすいため、実際に使用すると「グニャグニャ」と気持ち悪く、操作に集中できない、正確にキャストが決まらない。魚とのファイトが安定しない、という結果に。
それらの現象を防ぎ、さらに剛性力を上げるため「RMG構造」を採用。
アルミ素材のメタルパーツを施し、剛性感を上げています。
金属パーツをただ追加するだけでは、「軽さと感度」をスポイルしてしまう。それを失わないためにも限りなく肉抜きし、同時に直接カーボンのブランクスにタッチ出来るシステムが、「RMG構造・Rigidity Metal Grip」になります。
さらにグリップ部には、Quattro Axial Carbon(4軸カーボン)をプラスし、ネジレ防止、剛性力を上げています。それによってキャスト時、ファイト時にグリップ部の歪みやバランスの悪さを解決し、キャストアキュラシー向上とファイト時のトルク力向上を実現しています。
■こだわりのオールコルクグリップ
使えば使うほど味が出て、自分の相棒として愛着が沸く、良質のAAAコルクを採用。
EVAとコルクの感度測定を実施した結果、コルクの方が振動する波形が大きく、手元にアタリやラインを通じて多くの情報が伝わりやすい事が分かっています。
よってEVAのスポンジ素材よりコルク素材の方が伝達力は高く、釣りに必要な感度は高いと言えます。よりセンシティブなロッドに仕上げるためのコルク素材を採用しました。
しかしコルクには弱点があって、自然なものなので、入手困難な時がある、また品質がものによってマチマチといったことがあります。よってグレードが低いコルクを使うと、スカスカになってすぐにボロボロになってしまいます。安いグレードは穴が多いので、そこにパテ埋めしているのが原因です。
そのデメリットを極力減らすために、XrosSensitiveに使われるコルクは、トリプルA、つまりAAAコルクを指定し、製造されています。
左から1stプロト、2nd、3rdと微妙にシェイプを変え、ベストな形状を探す作業。
新しいリールシート「技徳」にマッチした細身のセンターグリップ形状へ。
もっとも肝となるロッド重量
1stプロトから完成度が高かった87ML+。
最初のレングスは84からスタート。
2ndではさらにブラッシュアップ。
レングスを3インチ長くしたにも関わらず、さらなる軽量化に挑んだ2ndサンプル。
1st
84ML+ 105g
2nd
87ML+ 98g
3rd(Final sample)
87ML+ 95.7g (接着量やコルクの質で±2g前後の公差あり)
このように2ndサンプルでは、ロッド自重をさらに軽量化し、最終の3rdサンプルでは数gのさらなる軽量も妥協せずに詰めていきました。
単なる軽量化ではなく、ロッドバランスも図りながらの軽量化を実現しましたので、自重は軽いけど持った感じが重い、といったありがちな現象を防いでいます。
求めたのはバランサーに頼らない設計、ロッドバランス。
3rdサンプルを経て完成。
長時間使っても、バランスの良さから釣りに集中出来る快適バランスを実現し、よりゲーム性の高い、楽しい釣りを可能としています。
■ガイドセッティング

トップガイドはT2-KGST4.5。アロワナトップを採用。
PEラインでも糸絡みしにくい傾斜ブリッジ付きの軽量トップガイド。リングの高さがティップガイドと同じ高さで、飛距離アップに貢献。
TOPガイドサイズは4.5を採用。ティップガイドサイズもT2-KTSG4.5Sを採用しています。
上記の様々なゲームにおいて、その軽量からくる高感度を実現。
あらゆるシーンでその恩恵を感じることが出来ます。
3D構造による糸絡み自動解除機能搭載で、PEラインに高次元に対応。
ストレスフリーでより繊細な釣りに集中出来ます。
※写真は1stプロトで採用したステンレスフレームの海水による錆び
1stプロトはティップ部は軽量・感度重視のチタンフレームガイド、ベリーからバット部にかけては剛性重視のステンレスフレームを採用。
しかし写真の通り、使用後に水洗いしてもステンレス素材だと強度には問題は無いのですが、長期使用ではこのように錆びが発生し、見た目的にストレス。
2ndサンプルからは大幅なコスト高になりますが、お客様には長く大切に使って頂きたい、という長期使用を前提とし、G-TECポリシーとしているので、コスト高でもオールチタンフレーム化を決断。
同時にさらなる振り抜けの良さ、軽量化、感度向上を実現。

この写真は平戸の磯場での鰤ファイトシーン。初期プロトではリールと一番バットの元部ガイドとの距離があったため、このように、ラインがスプールの端に寄ると、ラインがブランクスに擦れやすく、パワー伝達もよくないため、2ndプロトからガイドを1個追加。
失敗こそ未来の成功へ。
動画も見直して、次の開発に繋げています。
このように元部のBiggestガイドとリールシートの距離を短くし、ラインを通してブランクスにパワーが伝達しやすく、ラインがブランクスに擦りにくく変更。これで大型魚に対して、ロスなくブランクスパワーをフルに活用し対峙出来ます。
実際に手に取って頂き、G-TEC独自のマグナス製法で、どこまで異次元の仕上がりになったのか?体感レベルでどこまで違うのか?ぜひ楽しみにして頂きたい。
■トモ清水 インスタ商品関連ショートムービー
北海道ロックフィッシュ編
秋田シーバス編
秋田クロダイ編
平戸ロックショア・ブリ編
岩手県ロックフィッシュ編
島根沖ヒラマサトップ編
石川県ライトロック編
新潟クロダイ編
新潟ライトロック・5g軽量リグ編
岩手県サーフロック・NEWリールシート解説編
新潟県チニング・NEWリールシート解説編
新潟県マゴチ編
三重県磯ロック・アカハタ編
春クロダイ編
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ロッド取り扱いについて
販売価格: 61,800円(税別)
(税込: 67,980円)