XrosSensitive XSS-77ST-Pro The"GENEROSITY"
詳細
XrosSensitive XSS-77ST-Pro The"GENEROSITY" (スローテーパー、チューブラーティップ)
3月15日(日)21:00、初回販売開始!
クロスセンシティブとは?
最高性能、芸術の領域へ・・・
クロスとセンシティブを掛け合わせている造語。クロスは、ソルト、フレッシュ問わず、またショア、オフショア問わず、フィールドをクロス(Cross)して使えるロッドを目指しています。
センシティブ(Sensitive)は、名前と通り、感度が高く敏感なロッドである意味。センスから派生した形容詞で、アングラーが、このロッドから何か感じ取れるインスピレーションを大事にしています。
■XrosSensitive XSS-77ST-Pro "GENEROSITY"
GENEROSITY(ジェネロシティ)とは、寛大な、懐が深い、という意味。
スローテーパー・チューブラティップ・2ピース、センターカット仕様(ブランクス素材:T1100G, M40X, 55tナノアロイカーボン、東レカーボン100%使用)
基本アジングロッドベースですが、その専用を超えたエギング、メバリング、プラッギング、トラウト、バス、ティップラン、一つテンヤ、イカメタル、バチコンアジングなど、専用の枠を超えた唯一無二のロッド。
スローテーパーにありがちなダルさ、重さ、感度の悪さ、ボヨンとしたキャストフィールの悪さ、それら全てマグナス製法で排除。
ロッド自重53gという圧倒的な軽さながら、3.5号エギも扱え、スパッとキャスト出来て、スローとは思えないシャキッとした収束の早いブランクス。
感度の高さ、乗せだけでなく掛けの釣りをも可能にした新しいスローテーパーロッドです。
■質は量からしか生まれない
このモデルのコンセプトは「質の高いロッド」になります。
では質の高い、とは具体的にどういうこと?
1本でどんな釣りでも何でも出来る、釣り人の夢を乗せたロッドシリーズがクロスセンシティブ。
そんなバーサタイルな何でもロッドが専用ロッドを超えられるのか?
何でもロッドって結局、中途半端なロッドなのでは?
そういった今までのそういった疑問に応えるべく、専用ロッドが最高に決まっている、という常識を覆すために開発されたモデル。
「質が高いロッド」
分かり易くジェネロシティを説明するとそういった感じになります。
G-TECロッドの中でも最もバーサタイル性能が高いモデルで、かつ質が高いため専用ロッドさえも凌駕する、高次元でどんな釣りも楽しめるロッド。
従来品で1本で何でも使えるバーサタイル的なロッドは存在しますが、やはり専用ロッドと比べて何か足りない、何か性能的に劣る、といった妥協点があったのは確か。
そこで20年以上ロッドの設計者として、ピーク時は1年間で100機種もの専用ロッドを開発。また有名メーカー15社以上のロッド開発に携わらせて頂いた経験、その絶対的な量からしか生まれない質の高い1本をお届けすべく、経験値、蓄積データ、技術力、それらを総動員し、開発にあたりました。
東レの最新素材、第三世代カーボンのT1100G、M40X、ナノアロイの55tカーボンなど、最高の素材をマグナス製法というG-TEC独自の調理方法で料理することで、今まで実現不可能だった領域に達することが可能となった現代。さらに専用ロッドをこれまでに数多く作ったからこそ出来る、ロッドバランス、テーパー、アクション、グリップ長さ、グリップ形状、ガイド位置など、各ジャンルの専用ロッドの共通点や求められるところを上手く融合し、1本に凝縮し質を極限まで高めてきました。
■汎用ロッドが専用ロッドを超えるとき

まず最初に見て頂きたいデータはこちら。G-TECロッド77STジェネロシティと、他社の同様なレングス、ハイエンドクラスのロッドとの自重を、各ジャンル毎で比較したデータ。
※比較した他社ロッドは各ジャンルの人気ロッドから3本のロッドを抜擢し、その3本の自重の平均値を表す。
「1本で何でも出来るロッド」
やはり時代の流れでよく見る、よく聞く機会が増えたと思います。
原点回帰でとても自然な流れだと思います。ですが...
そんなロッドが登場してくる中で、G-TECでは、データという数値とテストしてきた実績だけを信じ、本物のバーサタイル性能をお届けしていきます。
謳い文句的な言葉だけではなく、違いが体感出来る本物のロッドを提供していきます。
XSS-77ST-Proは何々専用ロッドという従来ロッドではなく、エギング、アジング、メバル、チヌゲーム、トラウト、シーバス、ライトロック、スーパーライトショアジギングなど、ショアから1本で色々遊べるロッドになります。さらにショアだけでなく、オフショアでも楽しめ、一つテンヤ、ティップラン、船カワハギ、バチコン、イカメタルなど、最高のパフォーマンスを発揮してくれます。



まずグラフの数値から読み取れるのは、各ジャンルの専用ロッドと比べ、ロッドの軽さが圧倒的に凌駕している点。これは他社の入門ロッドではなく、ハイエンドロッドとの比較。よって最高スペック同士の比較、ということになります。
このデータはあくまで一部のロッドを抜粋したデータで全てではありません。是非とも最新のロッドスペックやご自身が持っている専用ロッドなどと比較して、比べて新たな釣りの可能性を想像しワクワクしていただけたら幸いです。
ではロッドが軽いと釣り人にとってどんな恩恵を受けられるのか?
今さら詳しく説明する必要もないと思いますので、箇条書きで簡潔にメリットを今一度挙げさせていただきます。
◇軽さのメリット
・ 感度アップ
・操作性アップ
・疲労軽減
・集中力持続
・振り抜け速度アップによる飛距離アップ
・ゲーム性アップ
それら全てのメリットが、釣りをもっと楽しく、ワクワクするものに繋がります。
■XrosSensitive のガイドセッティング
G-TECのロッドは全て、その「マグナスブランクス」を最大に活かせる軽量ガイドセッティング(スピニングモデル)。
ガイド全て最上グレードのチタンフレーム。リングはSiC-Sリング(シリコンガーバイト製)。
フレームカラーはT2、ポリッシュ仕上げのダークグレーチタンフレーム。
SiC-SとはSiCのさらに極薄化させ進化させた、超軽量リング。

トップガイド:最軽量のT2-KGST3.5Sトップ採用。
ティップガイドサイズ:T2-KTSG3.5S。
元ガイド:1本足の最軽量バットガイド、T2-ATSGガイド採用
※アジングベースのロッドのため、1本足のATガイドですが、エギング専用ロッドに使われるケースは稀です。
しかしそこをあえてチャレンジし、実際に現場で使用して問題が見当たらなかったので軽量重視でAT1本足ガイドを採用しています。

ガイドは信頼と実績の富士工業製
硬さ、すべり、軽さ、耐蝕性も最高。さらに摩擦熱を逃がす最高素材。アジング等で使用される極細PEライン、エステルラインにもベストマッチします。
チタニウム(チタン)素材は、ステンレス素材より錆びにくく、淡水、海水に関わらず、錆びによる経年劣化しにくく、長くご使用出来ます。
■XrosSensitive 77STのティップ仕様
77STは、チューブラーティップ。ソリッドティップとよく勘違いされるほど繊細なチューブラーティップ
チュウブラーティップは物理的にソリッドティップより感度が高く、その感度の高さとキビキビとルアーを積極的に操作できるメリットがあります。
■ガイドシステム、バランス
Nano guide system(ナノガイドシステム)
ガイドシステムは、独自の多点小口径ガイドセッティングのナノガイドシステム。ブランクスの長さ、硬さに応じて緻密にサイズと数をセッティング。最適化を図り、ブランクスの曲がりを損なわず、ブランクスの性能を最大限活かす設計。
ナノガイドシステムは、多点小口径ガイドセッティングで、超高感度、超軽量化。
糸フケが出にくく、ラインの直線性が増し、飛距離の安定化、飛距離UPに貢献しています(※赤文字参照)
ガイドバランス、それはロッドの性能に大きく関わってきます。通常より多くのガイドを配列することによって、ラインとの接触部分を増やし感度を上げ、パワーがライン、ガイドを通じて極力パワーロスなく伝達出来ます。本来ブランクスがもっているポテンシャルを最大限引き出してくれるセッティング。
※実際の飛距離テストでは、従来の大きいガイド設定の釣竿よりナノガイドシステム採用の釣竿の方が、飛距離が伸び、また飛距離にムラがない安定したデータを得られることが証明されています(測定:第三者機関「木更津高等専門学校」協力)
※氷点下のガイド凍結は、ナノガイドの極小でないノーマルガイドでも普通に凍りますので、あまり気にする必要はございません。難点はナイトゲーム時に、老眼が進むと糸を通しにくい、といった不便さがあります。
スレッドをシンプルな黒糸のみとし、余計な装飾を省き、極力エポキシ樹脂の量を減らして、軽量化を図ったこだわりのセッティング。
■センターカットの2ピース仕様

継ぎ部は印籠継を採用。ティップの口元部、バット部の先端部を織りクロスカーボンで補強。
ティップの元部には品名を印刷。複数本ロッドがバラバラになった状態でも、ティップ部とバット部を合わせて確認しなくとも、目視で確認出来ます。
印籠継に拘った理由の一つがこの曲がり。
まるで2ピースを感じさせないワンピース感覚の曲がりと、継ぎ目がどこか分からないほどの作りに。
67STと同様、77STのスローテーパーらしい、キャスト時や魚とのファイト時に、ベリーからバット部に綺麗に曲がる、スローテーパーが説明するまでもない、汎用性の高さの秘密。
「ロッドは曲げてなんぼ」という言葉がぴったり当てはまるモデル。本来の竿としての役割、仕事をしっかり果たしてくれます。スローテーパーにありがちな、重くてダルい、ボヨヨーンとした収束の悪さ、感度が鈍いといった欠点を補ってくれるのが、マグナス製法であり、設計者の腕の見せ所になります。
この欠点を低減することで、超軽量でありながら、かつてない汎用性の高さを実現しています。
さらにはスローテーパー(胴調子)が持つ本来の良さが際立ちます。
写真は、ロッドテスト時にシマゾイを抜き上げた時のシーン。
※この抜き上げはロッドの強度をテストするためであり、無理な抜き上げは絶対に控えましょう。
特にティップ部分だけに負荷が掛かる曲げ方は、どんなロッドであれ破損リスクが非常に高まります。
しっかりロッドをバット部から曲げて、釣りを楽しもう!
■グリップデザイン
R/Sリールシート

リールシートは高い実績を誇る富士工業製、最新フラッグシップ「技徳」リールシート。
さらなる軽さ、ホールド性、感度、フィット感、剛性アップ、そしてどのリールにもマッチします。
また1stサンプルは従来のスプリットリールシート、センターグリップレスのグリップ形状からスタート。
2ndサンプルから技徳リールシートを採用し、さらにエギングにおけるシャクリやすさ重視を考慮し、EVAのセンターグリップを追加。
技徳(TCH)とは?
TCH Titanium Carbon Hybrid
世界初 長繊維カーボン強化樹脂とチタニウムのハイブリッド。
カーボン素材、チタンフード採用で劇的に改良されているが、剛性感度はナイロン樹脂より強く高い。
価格的に破格のコストアップになるが、最高のフィーリング、素材にこだわって、コスト度外視で採用した最新鋭リールシート。

長繊維カーボン強化樹脂の特性である「超高剛性・軽量」、チタニウムの特性である「高強度・超耐食性・軽量」
それらを融合し、その特性を最大限に引き出すオリジナルの設計で、異次元の軽量化と強度アップを実現。
この次世代ハイブリッドの組み合わせで、長繊維カーボン樹脂単独から、更に約10%の強度アップが実現します。
| 特 性 | 従来品比 |
|---|---|
| 引張強度 | 157%アップ |
| 曲げ強度 | 134%アップ |
| 曲げ弾性率 | 233%アップ |
| 比重 | 15%軽量 |

■RMG構造-Rigidity Metal Grip(レジディティーメタルグリップ)

スケルトンシートのスプリット部分に新たなメタルパーツ。
剛性力を上げるため「RMG構造」を採用。
アルミ素材のメタルパーツを施し、剛性感を上げています。
金属パーツをただ追加するだけでは、「軽さと感度」をスポイルしてしまう。それを失わないためにも限りなく肉抜きし、同時に直接カーボンのブランクスにタッチ出来るシステムが、「RMG構造・Rigidity Metal Grip」になります。

さらにグリップ部には、Quattro Axial Carbon(4軸カーボン)をプラスし、ネジレ防止、剛性力を上げています。それによってキャスト時、ファイト時にグリップ部の歪みやバランスの悪さを解決し、キャストアキュラシー向上とファイト時のトルク力向上を実現しています。

エンドグリップはメタルパーツで補強し、バランサーの役割と剛性感を高めています。
軽さ、繊細さを高めるために極小化のエンドグリップ。
グリップ素材はEVA使用。耐久性を重視した素材。
■ロッドの心臓部、ブランクス
ただ新機軸を作るために、ブランクスはゼロから見直し、世界ナンバーワン東レ社のカーボンプリプレグを100%使用。さらに第2世代のカーボンから第3世代のカーボンを初採用し、ブランクス製法も一新。
G-TECのテクノロジーの結晶「MAGNUS製法」で、ロッドの心臓部であるブランクスに最も注力してきました。
東レ社の最先端素材T1100G、M40X、そしてナノアロイの55tの超々高弾性を使用し、超軽量、自重41g台を実現。
「軽さ」は絶対的な正義なのか。
軽さは目的ではなく、釣りをもっと楽しくするための「ツール」の一つと考えています。「魚を釣る」という目的だけならば、安くて重いロッドでも十分釣れます。
だがしかし、軽さがもたらす「感度・操作性・安定感・繊細さ」、これらのベースをさらに上げることで、「最高の遊び」「最高の満足」という価値が得られるわけです。
つまり「軽さ」や「最高のスペック」をお届けしたいのではなく、「最軽量の軽さ・最高スペック」の道具を通じて、その道具でしか味わえない「感動」という釣り人にとっての「宝物」をお届けしたいとG-TECは考えています。
「釣りは遊び」という趣味の本質を考えた時、それらの「最高」を得るために対価を払い、その釣り人生の価値観を見出すことが出来る「考えるアングラー」にこそ使って頂きたいのです。
この想いは、第一弾のディアスローと基本的な考え方が変わっていません。
■XrosSensitive スピニングモデルのリールセッティング例
マッチするスピニング番手(例)
アジング、メバリングは#1000、#2000
エギングは、#2000、#2500、#3000
クロダイ、シーバス、青物、フラットフィッシュ、一つテンヤには、#2500、#3000
アジング、メバリングは、1000か2000番、出来れば175g以下の軽量スピニングリールがマッチします。
■開発ストーリー
開発のきっかけは、既に発売ラインナップされているG-TEC一番人気スピニングモデルのアジングロッドがベースとなっているXSS-67ST-Pro The”FULFILLMENT”の長いバージョンを作ろう、という単純な理由がきっかけ。
この67フルフィルメントはG-TEC一番人気ロッドで、1本でエギング、アジング、メバリングといったソルトで人気ジャンルを網羅出来ることから口コミで良さが広がり、5回以上の再販を繰り返すも常に瞬殺で完売するほど、発売されてから時が経過するほど、人気に拍車が掛かってきているロッドになります。その67フルフィルですが、足りない点を補ったロッドを作ろうと。
その足りない点とは、まず6フィート台というレングス長によるロングレングスには勝てない遠投性能の部分と、ライトで繊細ゆえの3.5号エギが扱えない点。
別の言い方をすれば現場の要望として多いのは「3.5号のエギを使えるようにして欲しい」という声。67STは3号までのエギを前提とした秋エギングがメインで、春イカシーズンにメインで多用する3.5号が使えないといった点がありました。そこで...
さらに3.5号エギまで使えるロッドを作ろう、と。
レングスを長くすれば自ずとカバー出来るフィールドは広がります。67の長さよりルアーの飛距離が出せるためサーフや河口、磯場など、遠投が必要とされるシチュエーション、足場が高いフィールドでさらに快適にストレスなく扱えるようになります。長さは飛距離だけでなく、ラインメンディングの幅、コース取り、アプローチ方法の拡大など、アングラーの戦略は広がります。さらに67フルフィルのテーパーはそのままに、より少しパワーを上げて3.5号のエギを快適に扱えるようになったことで秋エギングだけでなく春の親イカ狙いも可能となり、一年を通じて楽しめるロッドにしたかったのです。

■アジングロッド最強説!?
このロッドを分かり易く例えると、
アジングロッドをベースにしたエギングロッド
アジングロッドをベースにしたテンヤロッド
アジングロッドをベースにしたロックフィッシュロッド
アジングロッドをベースにしたティップランロッド
などなど。
とやはり基本は極限まで軽量化され感度を高めたアジングロッドベースとなっています。
完成までの約2年の開発期間、各ジャンルにアジャストすべく、ティップの硬さやテーパー、グリップ長やガイド位置、ブランクスの肉付けなど絶妙なアレンジし、実戦で鍛えてきました。
アジングロッドがベースだけど何々専用ではなく、常に現場であらゆる釣りに使えるロッドを目指して開発してきたロッド。
ということになります。
現場主義で現場の声によく耳を傾けるのですが、巷で聞こえてくるのは釣りマニア、釣りの経験が長い人ほど、アジング専用ロッドをエリアトラウト(特にボトム釣りに)、渓流、ブラックバス(トップトーナメンターも愛用)から、ティップランや船カワハギ釣りのオフショアの釣りなど、あらゆるシーンにおいて流用しているケースがよく見られるということ。つまり極限まで軽量化されたロッドは、ある程度、専用ロッドに比べ多少のグリップの長さや強度的な不安、不便さはあるかもしれませんが、専用ロッドより凌駕するところ、すなわち絶対的な軽さや感度、操作性の高さがあるからに違いません。
アジングロッドは最強なのでは?と。
それだけライトリグカテゴリーのルアーロッド技術も高まり、軽量化だけでなく各ジャンルの釣りに耐えられるだけの強度も全体的に上がってきている証拠だと感じます。
各社、最新素材を使用し技術を高め合っています。
その最先端の走っている一つのブランドがG-TEC。
その強度的な不安や細部の不便さを取り除くべく最前線でテストしています。
「大幅な軽量化を実現」と聞くとやはり強度が心配になるかと思います。これだけ軽量化したのだから強度が犠牲になっているハズだと。
軽量化しても全く折れる気配のないところが最先端素材を使ったマグナス製法の最も凄いところ。
マグナス製法は、T1100GとM40Xを開発した大手、東レ社との共同研究によって導かれたものであり、東レの素材のポテンシャルをもっとも引き出す方法とも言っても過言ではないでしょう。
「軽さと強度の両立」
■各ジャンル毎の使用感と優位性
ではエギング、アジング、メバルや一つテンヤなど、各ジャンル毎にジェネロシティの使用感、適応性、優位性についてみていきましょう。
◇エギングにおけるジェネロシティ
群雄割拠、ご存知エギングシーン20年間ずっと、ロッドの軽量化競争は続いてきました。
エギング専用ロッドはもはや現代にはなくてはならない、軽くて汎用性の高いソルト用ロッドとしての地位を築きました。
2026年現在、最新のハイエンドと呼ばれるエギング専用ロッド(7フィート代での)の平均自重は79g。100gでも軽いというエギング初期時代から大幅に軽量化されてきました。その平均値79gに対して77STは53g。
その差26g、圧倒的な差が数値でも表れています。
開発者である清水自身もエギングという言葉が一般化され始めた2003年頃から、エギング専用ロッドの開発に着手。まだ専用ロッドが世の中に少ない中、手探りで開発がスタート。それから20年以上、軽さと強度の両立を目指し、OEMロッドも含めて、非常に多くのエギングロッドを手掛けさせて頂く機会に恵まれました。
その集大成とも呼べる、3.5号エギが使え、年中エギングを楽しめるロッドとしては、初の世界最軽量級のロッド自重53gを実現。従来の素材、従来の製法では、ここまでの軽量化を行うと実用に耐えうる強度実現は不可能でした。東レ社の第三世代カーボン使用、引張強度、圧縮強度など、あらゆる強度を格段に上げた最先端素材であるT1100G、M40XをG-TEC独自のマグナス製法で可能とした軽さと強度の両立。
ロッドをシャクった時、真円から楕円に常に変形するブランクス。楕円から真円に戻る速さはシャクりの鋭さに直結。いわゆる収束が早い、「スパッ」と戻りが決まるロッドは、縦方向のカーボン繊維ではなく、周方向にどんな素材が使われているのかで決まります。従来の製法では、その周方向は設計用語で03スクリュームとか呼ぶガラス素材が一般的。ガラスは弾性率で例えると7tや8t相当。この従来のガラス(グラス)素材を100%カーボン、しかも最先端の第三世代カーボンを採用することで、楕円から真円に戻る反発力を高め、結果的に軽い力でエギを遠投可能にし、シャクった時のスパッと戻るしなりの速さは、パワーロスを少なくし、軽い力でエギを左右にキビキビとダートさせるメリットを生み出します。よってロッドが軽いだけでなく、その鋭いブランクスの反発力が、キャスト時の遠投性能、エギのダート操作時、エギをピタッと止める静の動きを、ロッドワークで非常に演出しやすくなります。なぜならば従来の7tのグラス弾性率に対して、カーボン素材は24tから33tの、簡単な計算でも3倍から5倍弱の反発力が生まれます。
さらに細かい説明をしますと、それだけ反発力の強いロッドだと、使い方、テーパー次第では、キャストしづらいピーキーな竿になりがち。エギもシャクった時に力が伝わり過ぎて海水になじまず移動距離を抑えたダートを演出しづらくなりがち。だからこそ77STジェネロシティはスローテーパー設計。反発力は異常に高いが、ブランクス全体がしなるので、ラインスラッグを出し易く、非常にエギを左右に飛ばし易い。しかも軽い力で。またスローテーパーは、イカを乗せやすく、フッキング時やファイト中のアオリイカの身切れも防ぐ、高い吸収力が魅力です。
グリップ形状に関しては、1stサンプルはセンターグリップレスでスタート。軽さ重視の選択。しかしエギングのシャクリやすさを重視し、EVAのセンターグリップを2ndサンプルから追加。結果、力を入れやすく、手が痛くなる現象を低減しました。
2004年エギング人気が出始めた当時、スローテーパーのエギング専用ロッドは既に存在しました。やはり先人達はエギングにおけるスローテーパーのメリットに気付いており、理に叶ったテーパーであるのはその時代から証明しています。しかしながら、当時のロッド設計者である立場として、あのダルいボヨンとした感じがどうしても好きになれず、重くてダルい感度の悪い印象しかありませんでした。それから20年以上の月日を経て、ようやくスローテーパーでも、それらのデメリットを極力排除出来る素材、製法が完成し、77STジェネロシティは誕生しました。
◇アジングにおけるジェネロシティ
現代のアジングシーンはショートレングス化。常夜灯、堤防等のアジングメジャースポットではショートレングスがやはり最適解なのは間違いないと思います。しかしながら、アジングが成熟したジャンルとして確立され始めた昨今では、新たなフィールドの開拓はアジンガーによって今なお進行中。その中でもまだまだ開拓の余地があるのは、広大なサーフエリアの回遊アジ攻略や、磯場での遠投アジング、場所によっては大きな河川のリバーアジングなど、アジングのポイント開拓はこれからさらに広がる様相を呈しています。
外房のアジングシーンにおいても、遠浅ポイントが多いので、7フィートを超える、時には9フィートのレングスのアジングスタイルも確立されています。よって77STジェネロシティは、王道のアジングロッドには成り得にくいですが、今後のポイント開拓には欠かせないレングスになってくる可能性を秘めたモデルと言えます。フロートなど飛ばし浮きを使用した遠投アジングにも、このレングスが長過ぎず身近過ぎず、軽くて取り回しも良いためジャストフィットします。
さらに7フィート代のハイエンドのアジング専用ロッドの平均自重を調べてみると平均72g(当社調べ)。ジェネロシティは53gと約20g近く軽量化された、しかも1g以下のジグ単から20gものフロートも扱える常識外れのスペック。
足場の高いポイント、広大なサーフ、フロートによる広範囲リサーチ、77STジェネロシティでアジングフィールドが格段に広がります。
◇メバリングにおけるジェネロシティ
メバリングは、ライトソルトの中でも抜群にゲーム性が高いジャンル。そしてメバルで5~15gくらいのフロートは使えますか?という、このモデルにおいて最も多い質問、お問い合わせを頂いております。
そのため、ジグ単やプラッギング、小型ジグ以外にも、積極的にフロートスタイルのメバルをテストしてきました。
強度を確認するために、20g以上のタチフロート専用の重めのフロートも使用し、タチウオも引っこ抜いて、ブランクスに負荷を掛けるテストも実施(慣れない方は真似厳禁)。

結果、軽いフロートから重めまで幅広く、軽い力で遠投を気持ち良く出来るロッドに仕上がりました。
もちろん、スローテーパーでシャキッとしたチューブラーティップで、プラッギングとの相性も抜群で、スローテーパーがメバルの小さなバイトも弾きにくく、ロッドを曲げて楽しめます。
20cmも満たないメバルも楽しめ、尺メバルにも全く問題なく狙えるスペック。
ゴロタ場サーフ、磯狙い、激流メバルなど、ロッドパワーがあるシチュエーションでも是非とも使ってもらいたいモデルです。
◇一つテンヤにおけるジェネロシティ
一般的に一つテンヤ、真鯛テンヤの専用ロッドは。240cm前後の長さが一般的。では77STジェネロシティは7フィート7インチのレングスで、センチに換算すると230cm。ジェネロシティのグリップ長は一般的なテンヤ専用ロッドより5センチから10センチほど短いので、使える有効長としては、まさに専用ロッドとドンピシャな長さになります。またテンヤの一番多用される番手は5号から15号のテンヤが使えるMかMH。ジェネロシティはまさにその号数のテンヤがドンピシャで使用感抜群ですので、硬さを表記するならばMMHといったところになります。
特筆すべき点はやはりロッドの軽さ。ハイエンドのテンヤ専用ロッドの平均自重は106g(当社調べ)。その半分の53gの77STジェネロシティ。約半分の軽さは釣りそのもののゲーム性を変えてしまうほどの破壊力を持ち、あらゆるメリットをもたらすことは想像に難しくないでしょう。
まずテンヤゲームにおいて最も大事になるのは、底取りと魚のバイト。着底した瞬間を感じ、バイトした瞬間を感じられるか感じられないかは、釣果に直結します。一つテンヤでは、基本的に魚からのバイトや違和感など感じた場合には即アワセ。積極的に掛けていく釣りになります。また底がしっかり取れていないとアタリが全く出ないことも少なくありません。また底が分からずに、テンヤを底に放置し過ぎると、魚が見切ったり、お祭りや根掛かり多発といったトラブルの原因になります。テンヤをボトム放置で大鯛に口を使わすテクニックもありますが、偶然それが釣れたのと、狙って釣ったのとでは、またゲーム性や一匹の価値が異なってきます。当然、軽くて感度が高いロッドは、水中が手に取るように分かり、釣りをより楽しいものにしてくれます。
半分の軽さ53gと聞くと、まず強度は大丈夫?大鯛が掛かると獲れる?と真っ先に心配になるかと思います。
ロックフィッシュの項目でも触れましたが、軽量化するにあたって、その反対側にある強度が最も重要な、設計に求められる要素になるため、1stプロトタイプからライトロックではなくハードロックで、ブチ曲げて実戦のテストを重ねてきました。よって大鯛が掛かっても強度面では何ら不安を感じることなく、むしろスローテーパーでブランクス全体のバネを利用したファイトが可能で、溜めているだけでも常に魚にプレッシャーを与え続けられるリフティングパワーが発揮され、またフレキシブルさから口切れやフックアウトといった途中のバラシを低減してくれます。ただ硬い張りがあるロッドとの決定的な違いが軽さだけでなく、綺麗に曲がるテーパーにあります。
グリップの長さについては、専用ロッドより短いと先に述べた通り、一つテンヤにおける77STジェネロシティは、完全に手持ちコンセプトで、手首で極め細やかな操作を得意とし、ロッド自重が軽くすることが出来たからこそグリップ長を短く、よりゲーム性の高いロッドに仕上がりました。
よってロッドの軽さとグリップのショート化が、従来のテンヤゲームの常識を変え、よりルアーとしてのゲーム性、釣りの楽しさをより味わえるロッドになります。
◇ロックフィッシュにおけるジェネロシティ
一般的にアジングベースの軽量なロッドは、ライトロックにも使えます、といった感じの、どうしてもついで感があるのが否めません。
真剣に開発するにあたって、ライトロックではなくガチなロック、いわゆるハードロックでブランクス強度を確認するためにもテストを実施してきました。
そのために磯ロックで、水深のあるポイントで14g〜24gのシンカーを使い、大型のクロソイ、シマゾイ、アイナメを掛けて、繰り返しバットからブチ曲げるテスト。
やはりそこはスローテーパー。ロッドをフルに曲げながらも主導権を取られないように、魚に隙を与えないロッドワークは必要でしたが、その分アングラーのスキルも試されますので、それが釣りの本来の楽しさを思い出させてくれる良いテストだったと自負しています。
結果、シマゾイを抜き上げても、危うさはなく、ロッドの粘りとトルク、またブランクス全体で力を発揮できるマグナス製法の強さを体感出来たことは大きいと実感。
(抜き上げはロッド強度テストの目的。ロッドの立て過ぎによる無茶な抜き上げは破損のリスクを高めますので絶対行わないでください)
ただ大型魚のためにロッドを強くする、パワーを上げるというのは実は逆で、大型魚に対してはやはりロッドを曲げてナンボ、しなやかに曲げてロッドのポテンシャルをフルに引き出すことが求められます。
硬いだけの竿はバレやすいし、魚が暴れる、何よりつまらない。また強い、硬いだけのロッドは、今度はライトロックが楽しめません。30cm未満の根魚もしっかり曲げて楽しむバランスを求めてきました。
ロックフィッシュにおいて77STジェネロシティとマッチするリグ、釣り方は?
・ジグヘッドのスイミング
・3〜7g程度のライトテキサス、フリーリグのリフト&フォール
・ノーシンカーのボトムズル引き
・ミドルウエイト10〜24gのテキサスリグ、フリーリグ
・ミドルダイバーのクランキング
など

◇トラウトにおけるジェネロシティ
北海道のレイクやリバー、関東では芦ノ湖で、ニジマス、アメマス、ヒメマスといったトラウトをターゲットにロッドテストを行ってきました。
しかもワンシーズンだけでなく、2年に及ぶ2シーズンでしっかりと現場でテスト。
まず2024年の秋、流れのある川でしっかりとミノーを動かせるか、また大型を強い流れの中から寄せられるかどうか。最終的にもっとも確認していたことは77STジェネロシティで釣りを楽しめるかどうか。
その点ではリバーでもレイクでも同じ。
リバーではサイトや倒木のよれなどピンスポットを撃っていくのでキャストアキュラシーの確認、レイクでは小型スプーン、大型スプーン、サイズに関係なく遠投がしやすいかどうか、キャストが気持ちいいかどうか。
そういった点を要確認事項として、一つずつ見て調整していきました。
ネイティブトラウトにおいて77STジェネロシティとマッチするルアー、釣り方は?
・3〜18g程度の小型から中型スプーン
・4〜12cmのミノー(ダイビングミノーもOK)
・2g以上のフェザージグ
・3〜14g程度の小型から中型のシンペン
・レイクトラウト用でのメタルジグ5〜25g
・セミルアー
など

■開発者コメント
新しい価値の提案。
G-TECは、技術の高さやロッドのスペックをもっとも訴求したいわけではなく、その高い技術力によって、もっと釣りが楽しく、さらにワクワクする価値をアングラーの皆様にお届けしたく、日々現場に通いながら釣りの本質について追求しています。
このモデルもG-TECのロッドらしく、1本で何でも出来るような万能ロッド、と細かく説明してきましたが、
1本で完璧に何でも出来る釣竿は世の中には存在しません。世の中には釣り人の数だけと言ってもよいほど、様々な釣竿が存在し、それだけ僕達が愛する自然は、想像を遥かに超える懐の深さがあるのだと思います。
GENEROSITY「ジェネロシティ」とは、懐が深い、寛大な、という意味であることを冒頭で書きましたが、このモデルの意味するところでもありますが、その自然へのリスペクト、常に魚への敬意を払い、感謝の気持ちを忘れない、という想いを込めてネーミングさせて頂きました。
釣りって必ずしも100%完璧じゃなくてもいいんです。あたかも専用ロッドで必要で、専用ロッドを使えば100%以上の釣果、完璧なものを求められると思いがちですが、最近、歳を重ねて釣りってそうじゃないんだよな〜、心のまま釣りを堪能出来れば、それで十分じゃないかと。
ここまでGENEROSITY「ジェネロシティ」は1本で何でも出来るロッドと謳ってきましたが、やはりジェネロシティも完璧な竿ではありません。100%じゃなくても、いろんなジャンルにおいて心のままに釣りを楽しむことが出来るロッド、という点を最後に強調させて頂きます。よって釣り人によっては、「この釣りだと少しパワーが強すぎるんだよね〜」、とか「この釣りにはもうちょっとグリップが長いといいなぁ〜」といった「もうちょっと」といった部分が必ず出てくると思います。
フルフィルメントやディアファーストの時もそうでしたが、G-TECでは、この不完全要素をアングラーのスキルでカバーしていくプロセスをも楽しんで頂きたく、その想いがロッドに込められています。品名の語尾に付いている「-Pro」は、まさにその意味が込められている証であり、プロスペック、スキルの高いアングラーは、道具の不完全部分をもテクニックや経験でカバー、またはアジャストする能力を持っていますので、是非とも使い込んで、ロッドのポテンシャルを遺憾なく発揮してもらいたい、という開発者の思いが詰まっていることを補足させていただきます。
「不便の益」
魚が釣れないのを道具のせいにするのは簡単。それでは釣り人としての成長は望めません。工夫し、技術を高めることで、もっともっと釣りは楽しくなりますし、その過程を思いっきり楽しめば良いだけです。
だって釣りは僕達の本気の遊びだから。
道具はあくまでも道具。主役はあなたです。
■フィールドテスト時のショート動画
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販売価格: 58,900円(税別)
(税込: 64,790円)